今週は久々にタイに来ております。
こちらに来る前の東京も36度以上の日が何日も続き、うだるような暑さの毎日でしたが、こちらバンコクでは今は雨期の季節ですので気温は28度ほどです。青空も少なく、空は雲がしっかりと覆っていますので日差しも弱く、過ごしやすい気候です。ですから、東京のあの異常な暑さを考えると、その暑さから逃げてきたような気がしています。
さて、タイは景気がいいのか、それとも首都バンコクだけなのかはわかりませんが、あちらこちらで建設が行なわれています。多くは高層マンションやショッピングモールの建設、あるいは改装工事です。ショッピングモールの建設が多いという事はやはり消費者の生活が豊かになって来ていて、生活用品や食品への支出が増えてきているということなのでしょうかね。
高級車も以前よりも増えたように感じます。週末のショッピングモールの中にあるレストランの前は人がぎっしり並んでおり大繁盛です。
一方、西洋人は少なくなったように思います。もしかしたら首都バンコクだけなのかもしれませんが。その代わりに増えているのがやはり中国人です。その数は圧倒的です。その次はインド人か韓国人かなといった感じです。日本人はかなり減っているように感じています。
とにかく国内線のターミナルに行くと時にはタイ人より中国人の方が多いのではないかと思うほどの人数がいます。また、最近は国際便においても中国人専用の入国審査ラインが作られているくらいですから、よほど多くの人が来ているのでしょう。
まさにタイも中国人によって占領されているといった感じです。 また、一方ではこれによって利益をもたらさせていると、ひしひしと感じます。実際、タイにおいては経済界を握っているのはタイ人というよりもタイに居る華僑(中国系の移民者)です。そして今は供給者側のみでなく消費者側においても中国人のウエイトが大きくなってきているといった感じです。
また、観光収入が大きく締めるタイにおいては嬉しい事ですが、諸外国からの観光客からみるとマナーを知らない人や騒がしい人たちが、たくさんいるのは本当は嬉しくないことです。
今夜も5台の中国観光客を連れたバスが到着するそうです。ですから、明朝のロビーやレストランもさぞかしうるさくなる事でしょう。今まで静かなホテルで良かったのですが、今はだいぶん雰囲気が変わった状態になりがっかりです。「どうにかならないのかなあ?」と思っているのは私だけでないと思うのですが・・・