先日、海外の会社より「自分たちは声で操作する扇風機を開発したので、日本でもこの商品に興味あるのなら販売に協力してもらえないか?」という依頼がきました。
確かに「Amazon Echo」や「Google Home」のように最近はAIスピーカーがどんどん出てきました。先週ビッグカメラにいきましたら「Google Home」はなんと半額で販売していましたから、各社市場を握ろうときびしい争いをしているようですね。
私も「Amazon Echo」を利用していますが、以外に便利で楽しいと感じています。私が日頃使うサービスは天気予報・日程確認ですが、休日などはその日にあった音楽をリクエストして楽しんでいます。
このようにAI機能も徐々に家電領域に入り込んできて便利になっているようですが、さて先ほどのように扇風機に声をかけてその操作をすることまで本当に必要なのか?あるいは扇風機にそこまでの機能を望む人が多くいるのか、私は疑問に思っています。
別に扇風機にAI機能を搭載しなくても、例えば手をたたけば駆動してくれればよいし、一般に扇風機をかなり離れたところにおいて使う人もあまりいないでしょうから、扇風機のそばに来たらスイッチが入って稼動してくれれば充分だと私には思うのですが・・・。
更に、多くの方は日頃、首振状態にして扇風機を使っているでしょうから、それをこまめに固定に変更する事もないでしょう。また、風の強さも自分に合った程度にほぼ一定に設定しているでしょうから、風力の切り替えスイッチもそう度々切り替えるといった操作も必要はないと思います。
このように考えてくると、メイン電源のOn & Off だけが出来ればよいのであって、扇風機ではその他の機能にまで細かく設定を使用のたびに変えるような人はあまりいないと思うのですが、皆さんはどう思いますか?
もし、このAI機能搭載 扇風機が、普通の扇風機よりも1万円以上高ければ、私としては市場性がとても低いと考えていますがいかがでしょうか?
そういたことで、今回の問い合わせにおいては、残念ですが、私がその分野に長けているわけでもないし、自分もとても欲しいと思った商品でもないので、充分な協力が出来ないとしてお断りを言っておきました。
P.S
今年の夏の暑さは激しいですね。少しでも直射日光の下で窓を閉めて駐車させておいた車に乗った際は、まさにサウナにいるように暑いですよね。こういった時に事前にAIで車のエアコンをかけるサービスの方が、先ほどの扇風機よりもっと需要があるように私は思いましたね。冬はまたこの逆ですがね。