ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

覚えるよりも忘れること

2017.10.27

サプリメントの開発をしながら思う事は、やはり「痴呆症」に対して何かお手伝いできないかということです。

以前にも書いたように、人の記憶というのはその方の宝です。

それもかけがえのない宝です。

そして、その価値はその人にしかわかりません。

また、どれほどの量あるのかも自分にも他の人にもわかりません。

そういったかけがいのない宝を、病のために失ってしまうのは何とも言えない悲しさがあります。

痴呆症の場合は最近の出来事や、今さっきやった直前の行動を覚えていませんが、過去の記憶はしっかりと残っていることがあります。

それも概して嫌な事を覚えているようですが、これは忘れてもらっていい事かもしれませんね。

このように「記憶」というととかく、覚えておく方がよいように思われますが、私はむしろ覚えておくことよりも、忘れる方が今の世の中(ストレス社会)ではよいのではないのかと思ったりもしています。

無論、絶対に覚えておかなければいけないことは人間として「借金、人を傷つける行為、そして人からの援助」です。

あとは極端な話、忘れてもいいかもしれません。

私は会議などで記憶しておかねばならないことは、社員にそれを覚えておいてもらうようにします。

無論、社長として覚えておかねばならないことは、しっかりと覚えておきます。

また自分の生活においても忘れる事をとても大事にしています。

特に悪い出来事にはそうするようにしています。

ただし、その出来事が将来に価値を生むような事であれば覚えておきますが、それ以外は忘れるように心掛けています。

特に人に騙されたり、裏切られたりした時には一生懸命忘れるようにします。

それは、いつまでも、相手方に恨みをもったりすると、自分が腐っていくと考えているからです。

そして自分に言い聞かせます。

「そのように恨んでばっかりいると体がどんどん腐るぞ。そして臭い体臭が出だすぞ!何故、お前は相手の事を恨むことによって、自分の体を腐らせてしまうのだ。そんなことはもったいないではないか。自分の事でなく他人の事を考えることで自分の体を腐らすのはもうよしなさい!一刻も早く。 また、人というものは非常に弱い生き物だ。今回嫌な事が前に起きたのは相手が自分を守りたくておこしたのだろう・・・。まあ、許さなくてもいいから、その事は早く忘れろ。楽しく過ごしても1日、恨みを持っても1日。同じ一日を過ごすなら、やはり、楽しく過ごそうではないか。」

まぁこういった具合に考え、嫌な事は忘れるように努力しています。

そしてだまされたりした自分に対しても、嫌になることもありません。

自分には「それがお前なのだ。加藤裕彦だよ。今回の件で人に迷惑を与えたわけではないのだからよかったではないか。」といったように言い聞かせています。

過ぎ去ったことを考えるより、明日の事、未來の事を考え自分を励まします。

そのように私が考えるのは自分自身をとても好きだからだと思っています。

私は自分が好きでないと人生は楽しくないと思います。

もし皆さんがくじけることや、憤慨した時などあった時は、前述のように考えてみてください。

きっと気分が変わると思いますよ。

政治家の役目

2017.10.23

本日10月22日、日曜日。

外は大雨が降っています。

そしてこの日の夜は衆議院選の開票速報がTVをにぎわし、私もそれに釘づけになることでしょう。

この12日間ほとんど日本全国雨の中で、多くの候補者が肉体的にも精神的にも苦しい選挙戦を繰り広げました。

そして、その結果が今日発表されます。

これに当選してこそ、候補者は国に意見を直接述べるチャンスが与えられる入口にやっと立つことができます

一方、この戦いに敗れた場合、今後候補者が自分の時間を政治活動に専念するというのでなければ、以前の職業(会社経営や弁護士、医師、団体の役員など)にもどって働くのでしょうが、政治活動にのみ専念してきた候補者にとっては、意思が崩れない限り、また明日から次回の選挙に向かって行動開始となります。

これを厳しい現実として見て落ち込むか、気持ちを新たにし、明日からまた初心にもどり政治活動を始めるかはその人の心次第です。

次回の選挙が1年先か2年先か、あるいは満期の4年後かは誰にもまったくわかりません。

ただ、必ず選挙は行われることは確かです。

でも、その時まで現在自分が所属している党があるか否かはわかりません。

また、自分がその党員であればその党則に従わなければいけませんが、時間の流れと共に党の政策や方針も変わるでしょうから、いつまでも自分が同意できるとは限りません。

もし、自分がその党の政策に同意できなければどうするのでしょうか。

きっと、所属している党の政策がどうしても納得ができなく、自分の意見を実現したいのであれば、自分で新党を立ち上げるしかありません。

しかし、党を作るにも規定があります。

少なくとも国会議員が5名以上集まらなければなりません。

そうなると自分が浪人となった身であると、どうにもなりません。

無所属、つまりどこにも所属しない者として政治活動をすることになります。

党に所属していればその活動に対して党が資金を一部援助してくれるでしょうが、無所属であればそれはありません。

政治活動資金は全て自分で工面しなければいけません。

自分自身で応援してくれる後援者を集め、その活動への支援や資金をお願いしなければいけません。

そういったお願いをするには、皆さんに自分の政策や信念の共感を持っていただかねばなりません。

でも、皆さんが即座にわかるような目で見れるようなものなど何一つありません。

自分の政策や信念を一生懸命に伝えるしかありません。

「素晴らしい日本にするために自分は活動したい」と思っている人は絶対にいます。

しかし、「自分は仕事を持っているので、政治活動に専念することもできないし、今後の子供たちのためにも、この方に頑張ってもらおう。政策を聞くと自分もこの方の考えに深く共鳴できるから応援しよう」と思ってもらえるような政治理念や政策をもっていなけれれば、誰も応援などしてくれません。

政治家には地盤(応援団体)と金と血統の3つの要素が必要だと言われてきました。

歴史を見ると確かにその通りだと思います。

でも、これらがなければ絶対に国会議員になれないというわけではありません。

立派に当選しておられる方もおられます。

では、何が必要か。

私としては、その政治家を目指すには「人間的魅力」・「情熱」・「体力」そして「能力」だと思います。

そして、ここには家族への愛という言葉は残念ながら入ってきません。

そしてどの要素もみな重要ですが、私としては政治家もやはり経済界と同じように「想像力」がとても重要なのではないかと考えています。

とかく、「政治は権力と金」のような感じに見られていますが、私は「想像力」は政治家にとっても必要な要素で、この想像力がないと日本内部から力が湧き出てこないように思うのです。

国民が保身に走るだけです。

海外に逃げ出すだけです。

お金もため込むだけです。

現実や政治討論会をTVで見ながら、政策論議だけでは国民はついてこないと思うのです。

未来に希望や安心があればこそ、たとえ一時の厳しい政策でも受け入れることができるのです。

でも、今の政策にはそれを感じさせるものが全くありません。

まさに、年金など最たるものです。

新たに当選なさった国会議員の先生方に言いたいです。

政治の話を聞いていて胸をワクワクときめかせるような話題を掲げよ!と。

私にとって政治とはもっとも国民に大きな夢をもたせることのできる世界だと思っているのに・・・。

Stayin’ Alive

2017.10.13

先週の土曜日に羽田を発ちバンコクに着いのはちょうど24時。

部屋に入ったのは午前1時半。

急いで荷物をかたづけTVをつけてみると、ジョントラボルタが出演しているダンス映画が放送されていました。

これは「Saturday Night Fever」かな?でも、出ている人がちょっと違うようだし。

「まぁ面白そうだから少し見てみようと・・・」とソファ―に座り見始めると、ダンスのとても素敵な事。

こりゃ、いけるぞ!と、とうとう最後まで見てしまい寝たのは3時になってしまいました。

番組ではビージーズのディスコソングもいくつか流れ、私は思わずソファーから立ち上がり、それに合わせて部屋で踊り始めました。

「青春時代は友達と週末はディスコに行き、こうやって朝まで踊りまくっていたな~」と、思わず懐かしさがこみ上げました。

そして番組が終わり、最後の出演者の字幕を見ていたら、この映画が「Stayin’ Alive」という事がわかりました。

「素敵だったからDVDでも買おうかな」とネットでみると、「Saturday Night Fever」の続編として作られた1977年作品で、何とこの監督は「ロッキー」で有名なシルベスター・スタローンでした。

これにはびっくりです。

私は彼のファンですが、まさか脚本を書いたり、映画監督をしていたとは思ってもみませんでした。

今こそ、彼を知らない人は世界にいないと思いますが、彼の経歴を見ると若い時は非常に苦労し、デビュー作はポルノであったと書いてありました。

ここまで有名になるにおいても「苦しい下積み生活があったのだな」と、思いました。

きっと、彼が書いたロッキーの脚本も、彼の気持ちを表し、「どんな時もくじけてはいけない。最後までやり抜くのだ。前へ進むのだ。」と言った、当時の強い思いから書かれたものだろうと思いました。

小さい時からの身体的な言語障害を負いながらも、世界のトップに躍り出たシルべスター・スタローンの努力により制作されたこの映画を見てさらに彼を好きになった私でした。

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