タイミング。これって何事においても大事ですよね。
もしかしたら、人生の中で一番大切にしなければならないと思うことがあります。確かにタイミングとは英語で書けば「TIMING」。「時は金なり」というから当たり前のことかも知れませんが。
TIMINGとTIMEの違いは皆さんはどこにあると思いますか?
私はTIMINGは点としての概念、TIMEは線の概念でとらえています。そこで、良き人生とはこのTIMINGをうまくとらえ、それを続けていくことと思っています。
さて、このTMINGで最近思い浮かぶのはやはり政治の世界です。
前農林大臣、赤城さんですね。今回の自民党の参議院選惨敗も彼の影響が大きく思います。それは開票前まで農林大臣の立場に固守し、政治資金問題においても国民に全く説得力の無い弁明。「本当に、この人は大臣なの?言っていることもメチャクチャだなぁ」と思いました。
彼が農林大臣であり続ける事は自民党にとって何らのメリットはない訳ですから、不祥事が起きた際に潔く辞職しなかったのかと思います。まさにTIMINGを理解していなかったのでしょう。
さらに安部首相も辞職を促すのが遅すぎます。後から勧告しても全く意味がないです。国民の信頼は取り戻せません。むしろ国のトップとしての能力を疑われるだけではないでしょうか。
国民は安部首相を小泉首相の後任としてすごく期待していたのです。決断は早く、しがらみには負けない、民意をとらえた政治を行ってくれると期待していたのです。実際はそうでないことに気がついたわけですよね。これを安部首相は読み取らなくてはいけません。
今後の組閣人選においてもどのような人が選ばれるかは未定ですが、旧自民党政治のような派閥人事になれば国民はさらにがっかりするでしょう。
今、安部政権の支持率は20%台。これをよく認識してもらいたいと思います。