ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

ムダ毛

2016.12.09

先日 家電量販店に年賀状印刷のインクを買いに行ったついでに、他のフロアーを歩き回っていたところ、女性用の美容機器がたくさん並べられていましたので、「最近はどんなものがあるのかな?」と思って眺めていました。

近くに販売員の女性がおられたので「何が一番売れているのですか?」と訪ねますと、「顔をマッサージできて、シミをなくす美容機器と意外に高価な脱毛器も売れていますよ」といった返答が帰ってきました。

そういえば、ここ5年程脱毛がブームになっているような気がします。

脱毛器をはじめ、雑誌や電車の中吊り広告や新聞ちらしの中では、脱毛サービスがやたらと宣伝されていますし、実際に全身脱毛を受けている方も沢山いらっしゃいます。

そこで今回はこの脱毛の対象となる体毛についてお話したいと思います。

「脱毛をしたい」理由は体毛があると肌がキレイに見えないから、清潔感が失われるから、女性らしくないからなどといった理由からだと思います。

つまり、女性は毛深いのが嫌いなのでしょう。

実際に女性の中でも、ほとんど体毛が見えないほど薄い人や、逆に体毛が濃かったり、太かったりしてスットッキングをはいていても、中で脛毛が渦を巻いていたり、ストッキングをつき抜けて毛が出てたりする人がいますよね。

体毛の違いは、やはり遺伝ですからどうしようもありません。

一方、さほど毛は濃くないのに妊娠すると毛が濃くなるといった話を聞いたことがありませんか?

これも嘘ではありません。

それは、手足に生える体毛は男性ホルモン(アンドロゲン)の影響を受けます。

女性であっても男性ホルモンが分泌されています。

そしてこの分泌量は男性に比べ少ないため、受ける影響も男性ほどではないので体毛が薄いのです。

しかし、妊娠した女性の場合は通常よりも多い量が分泌されます。

妊娠してないときには卵巣や腎臓から分泌されていたアンドロゲンは、胎盤からも分泌されますので量が増加します。

その結果、体毛が(ムダ毛)が濃くなってしまうわけです。

そして大きくなってくるお腹、特におへその周りなども、このアンドロゲンにより発毛が促されて、普段あまり毛がない分だけに特に目立ってしまうといったことがあります。

お腹の子が男の子の場合は女の子のときよりも濃くなるといわれていますが、これは男の子が出来たときの方が母親での体内で作られるアンドロゲンの量が多いためです。

でも、出産後はホルモンのバランスも整ってきますから、一月から二月で毛深さも気にならなくなりますので心配はいりません。

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