1週間前に北京に行ってきました。
1年半ぶりの北京でしたが、ものすごい建設ラッシュでした。
幹線道路を走れば、必ずと言っていいほど大きな高層建物を建設する際のクレーンが立ち並び、大規模マンションや高層ビルを建てているのが目につきます。
その建物がまたすごく大きいのです。
やはり広い建設地がとれることと地震がないためでしょう。
友人に聞くと北京の住宅価格はどんどん上がっているそうです。
人気ある物件は売る前からすぐ完売だそうです。そして完成した時には既に価格が上がってることもあるそうです。
「それほど人気があるのなら購入申込み者も多いでしょう。こういった場合は抽選を行い、購入権利を得るのですか?」と尋ねたところ。
抽選ではなく早くお金を払った人が勝ちだそうです。ですから、見て気に入ればすぐに買わないと購入は難しくなります。少なくともすぐに手付金は払うそうです。
マンションを見に行く時は100万円以上のお金を持っていくようですよ。
では、「マンション価格は、どのくらいするの?」と言った点が知りたいですよね。
そこで聞いて見たらこんな感じでした。
北京の街を知らない人には場所を言っても解らないでしょうから、東京都内に例えますと。
品川の港南口、新しい高層マンションが立ち、きれいなオフィスビルが立ち並んでいますよね。
日本の感覚からすると高価といったものではないですけど、場所は中国。
北京でさえも年収が夫婦合わせて平均100万円ちょっとの場所なのですから破格値と思いませんか?
でも、これがどんどん売れるわけですから、どれほどお金持ちの人がいることか。
そして、今まで購入した4件のマンションはここ6年ですべて2倍になったそうです。
友人曰く、「今、お金をもった中国人は株と住宅に使っています。そして子供の教育にね・・。」
建設ラッシュの中、地方から北京に出稼ぎに来る労働者。
そして、摩天楼を買いまくる新興金持ち。
そこには、2重社会がありました。