毎年、6月はダイビングをする月として決めていたのですが、4月あたりから自分の仕事のスケジュールで、どの日に休みが取れるかまったく予想できない状態になってしまいました。
毎回ダイビングに行くときは友人を誘いますので、彼にも時間がはっきりしないままでいると迷惑を与える事になります。
もちろん行ける日が決まったとしても、それに合わせて飛行機や宿が取れない可能性もありますから、やはり1ヶ月前には日程を決めたいところです。
結局、6月の中頃になってもまだ100%というほど、はっきりと仕事が落ち着くといった状態ではなかったのですが、社員がしっかりと仕事をサポートしてくれたことで、7月第一週にダイビングに行ける可能性がでてきたので、6月25日に急いで近くのダイビングスポットを探しました。
今回は7月7日までには日本に戻ってこなくてはいけないことから、7/1に出発して7/4日戻りで計画をたてました。
この日程ですと近場でしかダイビングはできません。
南はサイパン、西はフィリピンといったところでしょうか。
そこで小さな魚がたくさん居て、サンゴもキレイなフィリピンのアルガオ(ダイビングスポットもほとんどがボートでわずか20分ほどのところにたくさんあります)に場所を決めました。
ここはマニラより車で3時間半ほどで行ける便利なところで、台風の影響も受けにくい地域です。
周りに何もない田舎ですが、海の水は非常にきれいです。
海臭さもありません。
6月までは乾期ですが7月からは雨季に入るので、この時期からはほぼ毎日すごい大雨(スコール)に会う可能性が多分にあります。
でも、どうせ水に入るのですから、かまわないと思い決行しました。
前回フィリピンを訪れた時にあまった紙幣をもって行ったのですが、行く途中コンビにで買い物をした際にこの紙幣は使えないといわれビックリ。
「今は新紙幣になっていてどの店にいって旧紙幣は使えないよ。もし、紙幣を使いたければ大きな銀行、多分マニラのフィリピン銀行の本店にいって交換してもらうしかないよ!たとえ、今から他の銀行に行って紙幣交換を依頼してみるとしても夕方だから銀行が閉まってしいるかも・・・」と。
「えっ、なんて言うこと」。
ダイビングのお金はこれで支払おうと思っていたので、困った事になりました。
でも、今となっては仕方がないですから、とりあえずはホテルに行くことにしました。
ホテルについてオーナーに事情を話し、今回は旧紙幣で払い、もしオーナーがこれを新紙幣に交換できない際には、再度支払うことで了承を得て、ダイビングを楽しめたといった具合です。
運よく天候にも恵まれ、スコールがあるのはダイビングをしてない時で、よい気象条件の中で楽しめました。
周りは何もなく聞こえるのは打ち寄せる波の音だけです。
蚊も少なく、テラスでビールを飲んでいても刺されません。
食事の量も適量で、更にダイビングの準備は全て現地スタッフが行ってくれるという通称、「殿様ダイビング」です。
透明度も非常によく、いいガイドが付いた事もあり、色々な小さな生体(マクロ生体)を見ることができました。
バンコクも好きな都市ですが、車で3時間ほどのところにこんなすばらしいダイビングスポットはありませんからね。
この点は、マニラが勝ちです。
ダイビング以外にもカヤックや釣りもできますし、治安もいいところです。
速度は遅いですがネットもできますから、是非お時間があったら行っていただきたいお勧めの場所です。
スノーケルダイビングでも十分に海のすばらしさを楽しめますから・・。