ここ2週間はとても忙しい日々でした。
出勤したと思ったらあっという間にお昼になり、「食事にいかなくては・・・」と思っていたら14時近くです。
「早く出かけないとまたコンビニ食になってしまうぞ」と思って急いで食事をしに出かけ、戻って再び仕事を開始したと思ったら、今度はキーンコーンカーンコーンと就業終了のチャイム。
あまりにも時間が早く過ぎて行ってしまいました。
そういった日々が続いたので週末は仕事は全くしないで、「違うことをするぞ!」と
決心していました。
そして、朝起きると天気が曇りであったため、朝食を食べながら「よし、この天気なら魚釣りをしよう」と決めました。
魚釣りは好きですが、天気のよい炎天下の中ではさすがに日焼けしてきついです。
行くなら曇りが最適ですので、「すぐ釣りだ」と思ったわけです。
でも、釣りと言っても川や海に行くのではなく釣り堀です。
私は麻布十番の近くに住んでいますが、この東京のど真ん中、港区にも釣り堀があるのです。
愕きではありませんか?
多分、多くの方は知らないと思うのですが、一つだけあるのです。
創業期間は知りませんが、この場所ですから100年位は続いているのではないでしょうかね。
釣る魚は「ヘラブナ」です。
釣ったものはその場で放して持ち帰ることはできません。
池の大きさは10m四方ぐらいでしょうか。
池のヘリであぐらを組んで、じっとウキを見つめながらゆったりとした気持ちで釣りをするのはとてもよいものです。
私は2時間やりましたが6匹ほどつり上げ大満足。
本当に良い時間でした。
釣り堀の隣には小学校があり、そこから元気な子供の遊び声が聞こえてきます。
早く家に帰って塾に行っている子供たちも多いのでしょうが、学校に残って友達とはしゃいでいる子供たちがいるのを知るとうれしくなりますね。
やはり子供はこうでなくちゃ。
そして、その隣でのんびりと釣りをする私。
池にはカモが泳いでいます。
そして、まだ少し花を残した桜の木が水面に映っています。
こんなところが東京のど真ん中にあるのですから幸せですよね。
まして自分の自宅の近くに。
経営者に感謝、感謝です。
周りは大使館や高級住宅地ですから、いつここがなくなるかわかりません。
きっと今までにも土地を売ってもらいたいといった話がたくさんあったことでしょうね。
それを拒んで今までこうして頑張って維持してくださっているのだから頭が下がります。