デパートやスーパーに行くと、いつも思うことがあります。
例えばアパレル。
店に入ればサイズはもちろんの事、色やデザイン、柄など、個々違う無数の商品が並んでいます。
また、スーパーのお菓子売り場に行けばクッキー、キャラメル、チョコレートなど、沢山の商品が棚に並んでいます。
これらを見ながら「こんなに色々な品があるけれども、きっとそれほど売れない品物もたくさんあるのだろうから、そんなに色々製造する必要はないのではないだろうに。何でこんなにたくさん作るのだろう」と思ってしまいます。
売れないものを作るから余計なコストがかかり、そしてそのコストを商品に加えるから製品は当然高くなります。
もっと品数を絞れば無駄なコストも出なく、私たちは安値で製品を入手することができるはずです。
でも、もし自分が欲しくてもそういったものがない、でもどうしても欲しいものがあったとしましょう。
それが例えばお菓子であればどうでしょうか。
買ってきたものに手を加えアレンジして自分の求めるものにするでしょうし、あるいは初めから自分で作るかもしれません。
このことはアパレルについても言えるでしょう。
我々は自分らの欲やわがままにより、世の中にこれだけ多くのものを作り出しているのだなと感じるのです。
そして、それらを高い値段にしているのだなと。
私には資源の無駄使いのような気がしてなりません。
それでも企業が多種多様な品を世に出すというのは、別に何か理由があるのでしょうか?
例えば、多種多品目で市場調査をし、その市場トレンドを見るという考えもあるのでしょうかね?