先月のシルバーウィークで多くの日本人が海外に出かけたようです。
私もホンコン経由でバンコクに飛びましたが飛行機は満席に近い状態でした。
国内旅行であっても、どこにいっても交通渋滞に会うし、と言ってこういった連休を使わないと海外旅行は難しいし、この時期を逃せばいつ行けるかわからないなどといった理由で、やもおえず旅行なさっているのかもしれませんね。
せめて訪れたところではいい天気であって、楽しんでもらいたいものです。
さて、当たり前のように起きていたことでも以外に気がつかないことがたくさんあります。
そういったことで最近ふと気が付いたことがあります。
それは飛行機の上から下を見ても何も怖くわないのに、高いビルから下を見ると怖いのでしょうかね。
その理由は風が吹いているから?
周りに触れるものがないから?
それとも普段の生活では高いところから下を見るようなことをしていないから?
等と、どういった理由からなのでしょうか?
皆さんは考えたことありますか?
実際私も高いところは嫌いです。
でも、高いところに上って下を眺めたいと思います。
しかし、いざ、上ってみるととてもびくびくします。
脚がぶるぶる震えます。
若い頃、大学を卒業し、会社の研修でコンビナートの中にある廃ガスを燃やす煙突(30m以上)へ上るよう指示を受け、登った事があります。
その時も脚がぶるぶる震えましたね。
鉄の梯子をしっかりと握り足を踏み外さないように、注意しながら登ったのを覚えています。
周りを見ると恐ろしくて、ずっと煙突の表面だけを見て下も周りも見ないようにして登りました。
上に着くと左右に20cmほどぐらぐら動いていて、実に怖い事怖い事、今でも忘れませんね。
でも、登れば今度は降りなければなりません。
これが登るよりももっと怖かったですね。
今となってはいい思い出でですがね。
このように、上から下を見る場合でも非常に恐ろしいこともあれば、条件によっては、なんの恐怖を感じない事もあり実に不思議です。
一方、この逆のことを行ってみたらどうでしょうか?
上を眺めてもまったく恐ろしくありません。
つまり、下からどんなに高い(空や星)を見ても怖くはありません。
不思議ですよね。
つまり、下を見ることから来る恐ろしさは、意外にも見る距離が原因で起きていることではなさそうですね。
原因は自分にある経験(記憶)から来るものなのでしょうか?
つまり、この高さから落ちたら死ぬとか危ないといった事が、恐怖感を引き起こすのでしょうか。
飛行機の場合は「落ちることはめったにない安全な乗り物」という事で安心していて、怖くないのかもしれません。
よって、高さからくる恐怖感も全ては自分の気持ちと経験次第で解決できることなのかもしれません。
単にこの恐怖感を乗り越えられるような機会がもてなかっただけなのかもしれませんね。