ヒアルロン酸は最近キューピー??が新聞で数多く宣伝をしている事もあり、皆さんにわりと知れてきたようですね。そこで、これから2回ほど、皆さんがヒアルロン酸製品をお買いになるに際して役立つ情報を提供しようと思います。この情報はあくまでも皆さんがせっかく買ったのに「これまったくの期待はずれ!!」などとがっかりしないように、事前に私なりにアドバイスする内容のものであり、これから述べる製品が悪いという意味ではまったくありません。商品を決めるのは皆さんですから、この意見に左右されることなく皆さんが満足する商品が一番いいと私は思っています。
では、情報1スタート。 最近、ヒアルロン酸よりももっと保湿力を持った(2倍?)「スーパーヒアルロン酸」という言葉を見かけることがありますね。皆さんも聞いたこと、見たことがあると思います。一体、「これはどういうものなのか?」というと、資生堂がバイオ技術によりヒアルロン酸にアセチル基をつけることにより保湿効果を増したあらたらなヒアルロン酸です。ですから、今までよりすごいということでスーパーという言葉を付けているわけです。いわゆる呼称です。
これはバイオ技術からできたもので、鶏冠から作られるヒアルロン酸ではなく、バイオのヒアルロン酸です。一般に鶏冠ヒアルロン酸のほうがバイオヒアルロンに比べ高価であることは以前にも述べたととおりですが、このスーパーヒアルロン酸も難しい技術であるためバイオ品といいながらも高価な原料です。ですからこれを今までのバイオヒアルロン酸のようにたくさん使うと製品価格は非常に高いものとなってしまい売れません。このため、メーカーはこれを製品に多く含有させることはまずできないと思います。
そこで、今回はここがポイントです。「少量しか入れられないのであれば、今までのように価格の安いバイオヒアルロン酸を多く入れたほうが効果があるのではないのか?」と言う意見がよく考えると出てきますよね 私もそう思います。少しの分量ということであれば多分そちらのほうが効くのではないかと思います。
しかし、「今までのヒアルロン酸の保湿力をなんと2倍にアップさせたスーパーヒアルロン酸が登場!!これであなたのお肌をさらにUP!」などと宣伝で述べられると、やはり新しい商品に手が出てしまいますよね。使ってみたいですよね。当然のことだと思います。
でも、宣伝言葉というのは恐ろしいですね。せっかくいい成分なのにイメージで終わらせたくないですね。 つまり、いくらスーパーヒアルロン酸を使用したとしても、その含有量が明確でないとやはり、その効果には?が残りますね。化粧品の成分にはその含有量が書いてないところがやはりくせものといえるでしょう。
ましてや、化粧品の成分記載は多く含まれている成分から記載しますから、このあまり含まれていないと思われるスーパーヒアルロン酸の後ろに書かれた成分などの含有量は、言うまでもなくかなり少ないことは容易に想像できますよね。