人にはそれぞれ話し方に特徴があります。
それは方言や早口とかいったことではなくてその人の人間性が現れるような話し方の事です。
私は意外と人の話を聞く時に、こういった事が気になるほうです。
「どうしてこの人はこういった言い方をするのだろうか?どうしてこういった言葉使いをするのだろうか?」などと考えさせられたりします。
そういった中で、自分が聞いてとても気になった事を参考までにお伝えしておきましょう。
では、実際どういった言葉を使われたのかといいますと。
私達が「●●ではないのですか?」とその方の考えが間違っていることを示唆してあげると「そうなんですか?」とたずね返してくるのです。
別に、私たちは嘘をつく必要もなく、現実に起きていることや、その方の年齢であれば当然理解できることに基づきお話やアドバイスをしているのに、どうして「そうなんですか?」といった言葉が出てくるのかが私には理解できませんでした。
この「そうなんですか?」という言葉はどういうニュアンスが含まれているでしょうか。
皆さんには相手の言っている言葉を無視したように聞こえませんか。
相手が嘘を述べているように聞こえませんか。
その方はいつも自分の考えがとてもしっかりとしていると考えておられるためなのでしょうか、それともまったく自分以外の考え以外は思い浮かばないような狭い考えの方だったのでしょうか、私にはわかりません。
人が一生懸命、その方の行動に対して適切でないこと、間違った考え方に今後はそういったミスをおかさないように助言を与えているのに「そうなんですか?」という言葉が出るようでは、きっとその方は成長しないと思いましたね。
今までにもその方が社会に出てから多くの方からきっと色々なアドバイスを受けたり、教育していただいただろうと思いますが、それはその方にとっては何の意味も持たなかったのではないのかと感じました。
何と悲しい人なのでしょう。
感覚の悪い人なのでしょか?
人格が成長する人には「素直さ」が必要です。
何をかも受け入れようとする力が必要です。
残念ながらその方にはそれがありませんでした。
それは一言「そうなんですか」で全て見とれた私でした。
皆さんも、人と話すならきれいな言葉、相手が聞いて気持ちがよくなる言葉を使うようにしましょう。
それを毎日意識して使うことで自分も変わってくると私は思っています。