ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

CCクリームの次は

2015.02.06

今週は東京ビックサイトで日本の展示会の中でも入場者が多いといわれる「ギフトショー」が開催されたので、当社も商品を出展しているため見に行ってきました。

当社のブースにも多くのお客さんが訪れているのを確認した後に、他のブースではどんなものを出品しているのかと見聞のために回ってきました。

当社はご存知の美容と健康をテーマにしていますので、そういった関連商品を取り扱っているブースを主として回りましたが、サプリメントの出店は残念ながらほとんどなかったために、コスメのブースを訪れてきました。

私が立ち寄ったところは韓国のコスメを主として輸入している会社でした。

そこでは、かつてブームを引き起こしたBBクリーム、そしてそろそろブームが下火に向かっているCCクリームが展示されていました。

また、変わったものとしては洗髪の後、まだ髪がぬれているうちにヘアーキャップをかぶり、その内面には水で反応する発熱剤と髪に潤いを与える成分が吹き付けられていて、ヘアーキャップ内を暖めながら髪を美しくするというものでした。

話を聞きながら「これだと汗をかいてしまい、逆に頭皮にとってそのままにしていたらよくないのではないのかな?あるいは汗のせいで髪にボリュームがなくなってしまうのではないのかな?」と思い、このアイディアは面白いけど、長く売れ続けるようには思いませんでしたね。

そして、続いてはBBやCCクリームに対してあまり知識がなかったのでいくつか質問をしてみました。「このBBクリームというのは何の言葉を訳しているの?」すると担当者は「すいません・・・、私は知りません。」といった返事。

「おいおい、商品紹介をしているのだからこんな事ぐらい知っていないとダメでしょ」と思いましたが、当社の社員ではありませんので、あえて注意することもありませんでした。

そして続けて、「ではこれはどういう目的で開発されたの?」と聞きますと顔が明るくなって今度は自信をもって答えてくれました。

「これは外傷などで傷が残った場合や、あざなどを隠すために病院で使われていた「カバーコスメ」だったんです。それを基にもっとコスメ機能を加えて作られたものがこのBBクリームです。」と。

つまりは、BBクリームはコンシーラということですね。

ですから、そこまで担当者が知っていたのならBBの意味も知っていてもらいたかったですね。

参考までにこのBBは「Blemish Balm」の略称で傷を補うという意味です。

まさに言葉そのものが商品の内容を示す言葉だったわけです。

では、今度はCCについて「CCとは何の略称なの?」と聞いてみますと、今度はすぐ
に答えてくれました。

「それはColor control」という意味です。BBクリームとは違ってお肌の色ムラを整えて、肌本来の持つ美しさを活かせるようにし、肌に輝きを目指して作ったものなのですよ。」と。

「なるほどね。」単にBBの次だからCCにしたと私は思っていたのですが、そうではなかったようです。

では「今度はどのようなクリームが出るの、DDクリームとでもいうのかな?」と聞くと彼は笑いながら、「残念ながら違いますよ。今度はBBクリームと CCクリームをあわせた BCクリームというものです。でも、これを今までのようにチューブ形態で販売しても市場にインパクトがないでしょうから、形態は変えてスティックタイプのようにして使いやすくしています。」と。

日本でもコンシーラなどはスティックタイプのものが10年ほど前からありましたから、「ちょっとその形態ではインパクトがないのではないか?」と思いながら聞いていましたら、商品を出してきて、「見てください。商品は海苔巻きのようになっていて芯に美容液エキスをたっぷり含んだCCクリームを、そしてそれを囲むようにBBクリームで固めました。」と。

「なるほどね。これだとビジュアルイメージから2種類のクリームを混ぜたものよりもあえて分かれたものにしていた方が効くような気がするものね。単純な製法だけどこの方が説明しやすいし、お客さんもわかりやすいよね。売れるといいね。」

ともあれ、「韓国コスメは日本でも人気があるからがんばってね」といってブースを去りましたが、「やはり韓国は成分内容というよりもビジュアルでのイメージ作りがうまいな」と思いましたね。

実際、買う側もイメージができなければその商品に関心を持ちませんからね。

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