先ほど、ソウルのホテルに入りました。
先週は天気も悪く寒かったそうですが、今日は7度で薄曇りです。
セーター1枚とコートを着ていれば寒さを感じないほどの温度です。
実は来週、こちらに来る予定にしていたのですが、飛行機が全く取れず、本日となりました。
まぁ、休日はこちらで仕事をすればいいので問題はありませんがね。
さて、こちらに着いて早速変わった光景を目にしました。
私が空港を出て動く歩道の左のラインに立って乗っていると、後ろから70歳過ぎののおじいさんがやってきました。
私が左によって立っているので、そのおじいさんは私の横の右のラインを抜け、杖に頼ることもなくさっさとしっかりした足取りで歩いて行きました。
その行動を見ながら私は「このお爺さんには全く杖は必要ないだろうに・・・」と思いながら、先を進むお爺さんを見ていました。
すると今度は、私の先で若い女性二人が横に並んで何か話し合っていました。
当然、横に並んでいては、お爺さんは右のラインを歩くことはできません。
するとお爺さん、彼女らの後ろに止まって、持っていた杖で動く歩道をゴンゴンと強くたたいて「おい、邪魔だよ。どいてくれ!」といった行動をとり、彼女らが左ラインに避けると杖を前に突き出して、彼女らの脚を杖で左ラインに抑えながら右のラインを通り向け、またさっさっと突き進んで行ってしまいました。
彼女らは顔を合わせてびっくりしたような様子をしていました。
その光景はまるで、TVで人気のあった番組「意地悪ばあさん」のする行動を見ているようでしたね。
このお爺さんにとっての杖の役目は、何かをたたいたり、つついたり、あるいは押したりするものなのでしょうかね。
私もこういう光景は初めてみました。
もちろん歩道に横に並んでいる彼女らのマナーが悪いのですが、あの態度は、まさに意地悪なお爺さんですね。