消費税が8%に上がって5カ月が経ちました。
民間のエコノミストがまとめた推計では、実質国内総生産(GDP)は4〜6月に年率7.1%減となりました。
これは1997年の消費増税時よりも大きく減った形で、冷え込んだ個人消費がどう立ち直るかが景気の先行きを左右すると指摘しています。
実際、家族で外で食事をし、請求書を見ると8%の額は非常に大きく見えます。
このような事態になると、結局、アベノミクスという経済政策は何だったのか?と根本を問いただしたくなります。
増税前の政府の自信に満ちた演説では「増税後の谷は乗り越えられる」という話でしたが、実質GDPは7%も低下し、年間で見ても2%成長は絶望的な状況となっています。
一方、中国はここ三年ほど7%以上で経済成長しています。
まさに中国パワーの爆発です。
では、我が国民はどういった行動なのかとみると、一部の分野だけが活発にお金が使われ、多くの分野では倹約的行動になっているように思えます。
一般の人達の心理は冷え込み、高齢者の人たちが頑張ってお金を使っています。
つまりこれは、消費税8%という数字に対する「心理的な抵抗の大きさ」を、社会全体で見れば乗り越えられていないということです。
そうなると、2015年の10月から予定されている消費税10%となると、更に倹約が進む恐れがあり、これでは日本経済が停滞してしまいまいそうです。
これを避けるには、生活必需品だけでも軽い税率にしてもらいたいものす。
日々、仕事をしながらこれからの若者に夢ある日本を与えるにはどうすればいのかと考えています。
現在、日本ではゲーム会社が異常なスピードで急成長しています。
そして今まで立派な会社であった、例えば電気会社などが軒並み非常に厳しい経営状況となっています。
でも、私の偏見かもしれませんが、ゲームの会社が我々の生活に幸せを呼び起こすようなクオリティイライフを創りだしていると言えるのでしょうか?
単にスマホという機器を通じての遊びで落とすお金が膨大であるが為に、巨額な収益を得ているに他なりません。
こういった世界に埋没する青年ばかりを創りだしていて、日本は今後どうなるのだろうかと心配する私です。