今週バンコクからの帰国の際、空港のロビーでベンチに腰掛け荷物を整理していました。
すると隣に2人の子供とお母さんがいました。
子供は5歳位の女の子、そうしてもう一人は8歳位の男の子です。
するとこの2人の会話が聞こえてきました。
女の子がママに向かって
「ねー、またパパのところに行こうね。でも、今度は自動車で行こうよ」と。
たぶん、お父さんだけが単身赴任している感じですね。
すると、お兄ちゃんがいいました。
「でも、大きな海を渡っていかなければいけないんだぞ」と。
普通であれば「お前は馬鹿だな・・・」と続くところなのでしょうが
このお兄ちゃん「うん、でも、そうだよね。そういう車があればいいね。」
と、いった答えを返しました。
私はなんて素敵なのだろう。と、思わずお兄ちゃんの方へ顔を向けてしまいました。
決して大人からは出ない返答だと思いましたね・・・。
まさに無邪気な妹へ、お兄ちゃんからの夢のある返答。
心がほのぼのしました。
大人となった我々は、常に経験から作られた過去の経験と固定概念に包まれ、一般にはありふれた話しかできませんよね。
そして、とかく過去のことを話しがちです。
でも、子供は違うのですね
未来の夢を話しています。
とても可愛く、純粋だと感じました。
まさに、それが子どもであり、そういった心を持った子供を大事にしたいですね、
いつまでもその心を持って成長してね、お兄ちゃん。