今週は「100円を越す円安となるか?」ということが話題になりました。
一時的ではありましたが、越した日がありました。
東証でも欧米株高や円相場の下落を好感して、日系平均株価が大幅に反発しました。
こうした株価のアップが反映しているのでしょうか?
この4月は街を歩いていても、なんとなく人々の顔が明るく感じます。
日本人は世界と比べ、個人資産における株式資産の割合は少ないと言われてますが、ここ数年株式市場がひどく落ち込んでいましたから、やはり気持ちも落ち込んでいたのかも知れません。
しかし、このように社会が明るくなることはうれしいことです。
株式市場をみると、大型株が先行して上がってきましたから、今後は出遅れ株が上がってくるのでしょうかね。
さて、先日銀行に行きますと、「住宅を買うなら今がチャンス!」といった住宅ローン貸し出しのキャンペーンを行っていました。
「ああ、今後は消費税もアップしてきて、住宅購入の際は大きな負担となるから、今のうちに購入を検討したほうがいいということだな。」と思いながらポスターをみると、1.35%と書かれていました。
これは私が借りた当時と比べかなり低い数値です。
私も住宅ローンがありますから、今の状況下であれば自分の住宅ローンも見直しをしたほうが良さそうと考え、ちょっとたずねてみました
すると係りの人が、「確かに加藤さんは金利の見直しをされますと、今後返済すべき総額はかなり少なくなりメリットが多くあります。しかし、当行でおこなった場合は他行からの借り換えとなりますので、その変更諸費用として○○円の費用がかかります。」と言われ、その数字を見ると、「こんなに費用がかかるならやらないほうがいいわ」と思いました。
しかし、説明は続き「ただ、もし今借りている銀行が加藤さん現行の契約条件を変更してくれるかどうかは不明ですが、もし変更してくれるとなればこれほどまでの費用はかからないと思いますよ」と説明してくれました。
そこで、だめもとで取引銀行に行き相談してみますと、幸運にも私の要望を受け入れてくれ、現行の金利をかなり低くすることができました。
このことは私にとってよいことでしたが、ここで思いましたね。
「今回のように条件を変えることによって、これほどまでに済額の軽減ができるなら、銀行のほうから契約者に今のローンの状況をシュミレーションして、その試算表を送付してくれてもよいのではないか」と。
単に金利が低くなっているといった一般情報でなく、もっと具体的にわかりやすく報告してくれれば、多くのメリットを受ける人が沢山いるのではないかと思います。
このことは銀行にとり利益を減らすことにはなりますが、銀行として顧客に対し、しっかりと伝えてあげなければいけない行為(義務)と私は思います。
もし、住宅ローンを抱えている方がおられましたら、是非一度銀行に行って今の状況を確認してみてください。
決して無駄となる行動ではないと思います。