55歳を超えてから、常に興味あることは「何が自分を動かすのか」ということです。
先日、80歳でエベレスト登頂を見事に成し遂げた冒険家の三浦雄一郎さん。
彼を動かしたものは『大きな目標への挑戦』。
この言葉が大切なのです。
『大きな夢への挑戦』ではない点です。
彼には「夢」とは単なる「目標」であって、出来ないことではないのです。
つまり、単に夢という言葉は「大きな目標」
いや、彼にとっても「大きすぎる目標」ということだけなのでしょう。
常識的に考えれば無謀過ぎるようなことですが、彼にとってそれは無謀なことではなく、やればできる、あるいはやってみなければわからないだろうということなのでしょう。
出来ないこと、可能性がゼロといったことは彼の中にはないのでしょう。
「夢」という表現は80歳の三浦おじいさんのいう言葉であって、冒険家の三浦雄一郎さんの言葉ではないと感じています。
本当にすごい人ですね。
そこまで自分を動かすことができるのは何なのでしょうか?
きっと、自分自身をとっても大好きな事と、自分自身を心から信じているのでしょう。
そして、彼の心を理解し、暖かく応援してくれる家族がいてくれることが、何よりも彼にとって大きいのでしょう。
登頂を果たし8848mの頂きから日本にいる娘さんに電話したときの言葉が心に沁みます。
「今やっと、ついたよ」・・・。