ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

なぜ、古典を勉強するのか?

2013.09.20

先日、息子が「勉強教えて・・」と言ってきました。

私は「物理か数学かな?」と思っていたら古典でした。

思わず出た言葉は「えっ!古典」。

実は私は勉強の中で一番嫌いだったのが古典でした。

古文も漢文も大嫌いでした。

高校の3年間、古典のテストはめちゃくちゃひどい点数。

このため、大学入試の時などは古典は0点と考え、他の教科でそれを挽回すべく試験勉強していました。

なので、息子には「教えることは出来ないと思うよ」と返答しました。

このことで感じた事があります。

私も古典を学校で勉強しましたが、これが社会に出て役に立ったことはほとんどありません。

強いて言えば、中国へいった時に色々な書や石碑を見た際に、そこに何が書かれているかを読もうとした時ぐらいです。

でも、そういった機会もあまりないため、ほとんど知識を使うことはなかったと言っていいでしょう。

私は「今の時代において強いて古典を学校で教える必要はない」と考えています。

皆さんはどう思われますか?

それよりも、子供たちに教えればいけない事はたくさんあると思います。

私としては統計学、IT、金融の勉強などを勧めますがね。

これらを勉強した方が、もっと今後の人生にとって役に立つと思うのですが、文部科学省はどういう目的で古典を子供たちに勉強させているのでしょうか?

「今後、日本はグローバルな人間を育てる必要がある」と言いながら、古典の勉強を強いるのはどういうことでしょうか?

まず、この時間を外国語学習の時間にあてるべきではないのでしょうか?

きっと多くの学生がこの古典の勉強の必要性に疑問を感じているのではと思います。

もしかしたら、教える先生たちもその学習の必要性に疑問を持っているかもしれません。

日本の文学や言葉を大事にすることは文化維持の面で無論いいことです。

でも、すべての学生に強いる必要はないと思うのですがね?

このページの先頭へ