今週はタイでした。
10月に入ると雨季が始まりますが、まだ激しい雨の日は多くないようです。
さて、バンコクに来るたびに現地で発行されているCITY 情報誌を見ますが最近は掲載されるレストランの内容が少し変わってきました。
以前は、ほとんどが焼肉屋・ラーメン屋・定食屋・居酒屋・すし屋といったような、日本人が親しんでいる食事を出す店が多く、ほとんどが日本人オーナーであろうと思われるような感じでしたが、最近は西洋料理とくにイタリアンの店の紹介が多くなりました。
「店のシェフはイタリア人ですよ。新鮮な魚介をつかったイタリアンはいかが?おいしいワインも豊富に用意していますよ。お昼には手軽な価格でのコースもありますので来てください。おいしいデザートもつきますから!」といった感じで、綺麗で美味しそうな料理写真とともに広告を掲載しています。
これを見ると是非とも行きたくなります。
その上、日本より確実にお値段は安いですからね。
これもやはり、日本人にはイタリア料理が好きな人が多いという市場面と、ほか国の人よりもお金を使ってくれる?、あるいは昼間、現地駐在の奥様方は案外時間をもてあましている方が多いので、そういった奥様方が友人を誘い合って来てくれることが多い事から、掲載したいというレストランが多いのでしょう。
店の評判が口コミで広まる傾向が高いのでしょうね。
でも、日本人シェフのイタリアレストランは非常に少ないようです。
私はまだ行きあたった事がありません。
日本もイタリアンでは激戦国ですから腕のいい料理人は多くおられますし、タイは山や海の食材が豊かですから開業してもうまくやっていけると思うのですが、どうして「こうまで多くラーメン店ばかり開くのかな?」と思います。
それこそ、こちらのほうが経営が大変だと思うのですが、タイ人を顧客に考えるのならタイ人の好きな麺で、安いラーメンのほうが良いのでしょうか?
一方、韓国人向けの情報誌を眺めると、日本料理や西欧料理のレストランの広告はなく、ほとんどが韓国料理店ばかり。
焼肉・家庭料理・中華料理・宅配店といったものばかりです。
やはり韓国の方はお国の料理が好きなのですね。