先週は上海でした。
工場の視察です。
上海より500km西に車で向かいましたが、片面4車線の高速道路がしっかりと整備されていて驚きました。
また、そこを走る超大型トレーラーの多い事。
道が出来れば経済は発展するといいますが、まさにそれを感じます。
例えば、車を運ぶトレーラーは日本では大きくて6台しか積載していませんが、14台も積んだトレーラーがたくさん走っているのですから驚きます。
「この長さでコーナーを曲がれるのかな?」と、心配してしまいます。
サービスステーションは130kmおきにありましたが、どこも最近新設されたようで、床はピカピカ、レストランもトイレもとてもきれいでした。
男子トイレには『一歩の前進が文化ある国をつくり出す』と、注意書きされていたのが印象的でした。
とにかく今まで中国でどこかに行くときは、特にトイレの衛生面が恐ろしくなるほどひどかったので、この変化にはびっくりです。
中国の急成長をここでも見たような気がします。
またレストランでは、好きな料理を選んでこれをお皿に盛ってもらい、レジで精算するといったビュッフェ形式でしたが、非常に多くの料理が用意してあり、これなら利用者も満足するといった感じをもちました。
さらに中国の方は白飯をたくさん食べる方が多いですから、レストランには自由に白飯を取れるようなコーナーが設けられ、(ここには「自助加飯」と記載されていたと思いますが、大きなジャーが置かれていました)これもいいサービスですね。
高速道路から見る周りの景色は、田舎でも素晴らしいヨーロッパ調の豪邸が(一見、プチホテルかと思う大きさです。)そこらじゅうにどんどん出来ていて、とても田舎といった感じはありません。
ただ、周囲を見ると畑や山なので田舎と感じるだけです。
家もコンクリート作りか、あるいはレンガ造りの上にコンクリートを塗っているのかも知れませんが、とにかくどの家も大きく立派で、日本とは比べ物になりません。
多分、家の広さは400平米はあるのではないでしょうか。
でも、「一人子供政策のこの国で、ここまで大きな家がどうして必要なのか?」と、不思議なところです。
それとも夫婦、それぞれの両親、子供の七人で住んでいるのでしょうかね?