ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

オバサマ方の悲しい話

2012.01.20

今週は羽田発のナイトフライトでタイに行きましたが、その羽田空港での出来事。

羽田には早めに着いた私は夕食をとっていなかったので、居酒屋でビールと刺身で腹を満たすことにしました。

居酒屋に入ると70%のお客の入り。

こんなに夜遅い時間でも多くの旅行客が入っているもんです。

皆さんも早く到着しすぎたのかな?

さて、店員の案内で座った席の隣では、むきあって70歳前後の二人のオバサマが日本酒を飲んでいました。

「このご年齢で海外旅行。元気で良いことだな。二人はとても仲良しなのだろうな。男性の方がいないところをみると姉妹かな?あるいは二人とも未亡人なのかな?」と、つまらぬ事を考えておりました。

一方ニ人は鳥のから揚げを食べながら日本酒を飲みながら、これからの旅行について色々なことを話していました。

すると、ふと一人の女性が言いました。
「ところで貴女、私なんかこの旅行のために年金を少しずつためてやっと行くことができたのよ。」と

するともう一人の女性が
「あ〜ら、あなた。そんなさびしいこと言わないでよ。私たちはまだまだ若いのだから。
そんなこといわれると年金だけを頼りに生きている年寄りみたいで本当にさびしくなるわ。
でもね、私だってこの旅行のためにずいぶんがんばったのよ。お化粧するのをやめてさ・・・・。」

これを横で聞いた私は「どちらのほうがさびしい話なのだよ」と、少し笑いが出てしまいました。

確かに年金の話もさびしいですが、いくら歳をとったとはいえ、女性が化粧することまでもやめて一生懸命に頑張っている姿も、これまたかなしい話ですよね。

たとえ歳をとったオバサンになったとしても、女性として男性の人目を気にし、いつまでも美を気にしていただきたいと思っているのになぁ・・・・。

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