3ヶ月ほど前にも書きましたがシリアの国内紛争のその後です。
今回の国連の調停役を務めるブラヒミ特別代表の停戦への努力は失敗におわりました。
もはや戦線は一向に落ち着きそうにもありません。
アサド大統領率いる政府軍は更に空爆を強化しています。
これを聞くと非常に心が痛みます。
一般国民の被害者は後を絶ちません。
こんな大統領の行動を誰が止めることができるのでしょうか?
私には分かりません。
更に今回の国連の行動をみて、国連の力がまったくないと感じました。
確かに治外法権といったことで大胆な行動が取れないことは充分に分かります。
このために国際政治からの介入を行うわけですが、そういった攻撃をしてくることがないような国連であれば、だれが意見など聞くのでしょうか?
そして経済封鎖されて困るのは国民であり、自分ではないといった考えかたの大統領なのですから。
もはや、「幸せな国づくり」などといったことは、まったく考えていないのですから何とかしなければいけません。
イスラムのラマダン(スラム教の犠牲祭)の四日間でさえも停戦がなされなかったわけですから、もはや話し合いで停戦が行われることなどないと考えたほうが正しいのではないのでしょうか?
私は 早くアメリカにどうにかしてもらいたいと思いますが、シリアがイスラム国だけに難しいのでしょうかね?