今、日本では金やプラチナの金属成分が入ったコスメ商品が販売されています。
実際の売り上げはわかりませんが、メーカーの宣伝をみると当然のことですが「大人気!」とうたっています。
でも、こういった商品は今から35年前にもあり、私は海外でたくさん見てきました。
特に中国に多くありましたね。
コラーゲンのようなジェル状のクリームの中に金の粒や破片を散りばめ、アクリルやガラスの容器に入った化粧品でした。
実際そういったものに入れたことによる効果は分かりませんが、人目を引くことは確かですね。
またゴージャスにみえることにより、こういった商品はプレゼントとしてよく使われていました。
私もよくいただきました。
でも、使うことなく人にあげていたかな・・・。
それがなぜ今頃になって、あたかもすごい製品のように取り上げられるのでしょうか?
一昔、いや三昔といってもいい商品だと私は思っています。
やはり世代が変われば昔のことを知らないのですから、それを引き出してくるのでしょうか?
そうなると今度は「ウグイスの糞」とか「ヘチマ水」が取り上げられるかな?
コスメに関心が深いのはどこの国の女性にも言えますが、それにしても日本人は特に情報に翻弄されがちのような気がします。
宣伝やうわさに惑わされずに、コスメは自分が気に入ればそれがいちばんですよね。