「海外に行って自由に英語が話せたらいいのになぁ~」「インターネットでも英語ができれば記載内容がわかってもっとおもしろいだろうになぁ~」と、思うのは日本人誰もが考えることでしょう。
でも、すぐには英語は上手にならない。
時間がかかるからあきらめてしまいます。
そこで、政府は小学生の時代から英語教育に力を入れてそのカリキュラムが作られ、中学へと進んでいくわけですが、そこで私が思うことが一つあります。
それは、一般の多くの子供たちは英語の教科書を始めて中学になって目にしますが、そこに書かれた英語の文字は小学校で習ったローマ字とはかなり違った読み方をするために、スムーズに読めないといった点があります。
だから、子供たちは一生懸命に英単語の上にカタカナで振りがなをふっています。
そして、その単語の読み方を覚えようとします。
でも、このやりかたは、本来の読み方を覚えるというよりもむしろ「スペリング」と「単語の意味」を覚えるといった内容のものではないのだろうかと思います。
この点を英語の先生にはしっかりと考えていただきたいです。
つまり、この単語の読み方を覚える方法では決してわれわれが望んでいるような「自由に話したいといった「会話力」に結びついていかないと思うのです。
単語一つを単独の読み方で覚えても、いざ会話となると違って聞こえる単語が非常にたくさんあるからです。
これが大きく日本語と違う点です。
文章全体におけるイントネーションやリエゾンなどでその単語がまったく違うように聞こえてしまうというものです。
速く話されればなおさらです。
だから英語の聞き取りというのは私たちにとって難しいのでしょうね。
このため単語は文書の中で聞き取りながら、勉強していったほうがいいと思うのです。
そのためには英語の教科書に出版社はReading用 CDを絶対につけておくべきです。
あるいはネット経由で無料で提供するべきです。
授業だけで英語を聞くだけといったこのままの環境では、いつまでたっても聞く力は世界に追いつけないと感じています。
数字の読み取りも同様です。
さらには、カラオケの採点機械と同じように、「自分のReadingはどうなのか?」といったチェックも自宅からNETを通じて簡単に出来るようなサービスも提供してはみてはいかがでしょうか?