先日の韓国出張の際、半日程時間が空いたのでソウル市郊外に隣接する街の桜がたくさんある公園へ桜見学に行ってきました。
そこは芝生一面の大きな公園で、その中央に周囲20kmほどの巨大な人口池がつくられ、池の周りには散歩道とサイクリングロードが敷設され、その両脇に沿って桜の木が植えられていました。
訪れた日はちょうど桜の見ごろ時期でとてもきれいでした。
時間も日曜日の午前中ということもあり、子供を連れた家族が多かったです。
私はそこで周囲をゆっくりと歩き回る時間もないので、貸自転車を借りて回ることにしました。
貸自転車は無人の貸し出しで、自転車は自転車パーキング場にロックされ(コインパーキング場のように)、その近くに受付・料金精算機が設置してあります。
借り方は簡単。
まず携帯番号を入力、その後に韓国の住民登録番号、希望台数を入れます。
するとすぐに携帯のSNSメッセージが届き、そこにパスワードが記載されているので、機械に打ち込みますと、自転車パーキングNoが表示されます。
そのNoを指定すると、自転車のロックがはずれて自転車をパーキングから取り出すことができるというわけです。
料金は携帯電話料金から引き落とされ、45分で2000Won(150円),その後10分ごとに300Won(23円)づつ加算されていく仕組みです。
韓国はまさにこのように携携帯電話で色々なサービスが提供されているようです。
しかし、外国人にとり困るのはここでもやはり言葉(ハングル語)の問題。
今回の機械での入力メッセージはすべてハングル語。
もちろんSNSもハングル語。
これでは私など一人ではお手上げです。
やはり、この貸自転車も韓国の住民登録番号などを入れる点から考えても、韓国国民をターゲットしたサービスなのでしょうね。