先日ソウルへの出張の際、友人に誘われ山登りに行って来ました。
ご存知のとおり韓国は山の多い国です。
ソウルの地下鉄にも山の名前の付いた駅が多くあるところをみると、この駅は近くに山があり、登山の入口に当たる駅なのかもしれません。
当日は朝5時に起床、6時出発。
目的の山までは地下鉄で1時間。
思ったよりも近いです。
このように山歩き出来るところが近くにある市はうらやましい限りです。
駅を降りて山の入り口まで15分ほど歩き、ここから登山開始。
韓国は岩山であるために土が黒色でなく、まさに岩をすりつぶしたようなパサパサとした土、この山道をテクテクと登りました。
平日で朝早かったこともあり山に来ている人はほとんどいません。
標高700mほどの山に登るのに50分程。
途中、岩が70度ほどにそそりたつ場所には太いロープが垂れ下がり、これを握って岩をよじ登るような場所が2箇所ほどあり、これでは60歳以上の人にはやや無理といった箇所もありました。
思ったより傾斜が厳しく足を滑らせる箇所がありましたので、やはり山に登るときは安全を考え、一人で行ってはいけないと思いました。
まあ、そうでしょうね。
こんなところに建設物を作るとなると大変ですから。
あるのは3mほどのポールに国旗が立っているものだけでしたが、眼下に見る森林と岩肌がなす峰の光景はすばらしいものでした。
早速もってきた朝食をだして一休み。
その後、尾根を渡って隣の山の頂を目指しました。
下山する頃には9時30分をまわり、この時間となると登山客も増えだし中高年の方々が登ってこられます。
今まで私は自然に戯れる場所というと海が多かったので、今回の山歩きは良い経験でした。
朝の静かさにおおわれた山の頂を目指しひたすら登る。
しばらくするとシャツの胸元は汗でぐっしょり。
息も荒くなってくるので大きく深呼吸しながら進みます。
新鮮な空気が肺にどんどん入ってきます。
こういうことから、「山登りは健康に良い」というのが改めてよくわかった私です。