先日、人の感覚について調べていたら「視覚の神経数は聴覚の6000倍ほどある」と、いう記事を目にしました。
「なるほど、そのとおり」と、思いましたね。
たとえば「いくら言っても相手は覚えない。同じ事を何度も繰り返し聞いてくる」と、いう人っていますよね。
こういった時「何度同じ事を言わせるの!」と、言いたくなります。
私など同じことを言うのは3回が限度です。
それ以上話さなければ伝わらないような時「この人は理解力が弱い人なんだ・・・」と怒った自分を納得させていましたが、この細胞数の違いを知って改めることにしました。
そもそも、私が言葉で伝えようとしていたことが間違いだったわけですね。
人に教えるには見せる、つまり書いて教えなくてはいけないことを知りました。
でも、目が不自由だというのに難関の弁護士試験にパスする方がおられますよね。
きっと、かなりの努力をしてきたことは想像がつきますが、もしそこに点字といったことによる勉強手段がなかったら6000倍の努力(集中)をして勉強したことに他ならないわけですよね。
これって「努力はどこまでできるのか?」を考えさせられますよね。
このことを知ると「くじけた」とか「もう出来ない」などと言ってはいられませんね。