今週は約1年3ヶ月ぶりに上海に行ってきました。
今、上海はすごい勢いで国際化していることはマスコミで十分に伝わっていることですが、到着した一日でわかったことがいくつかあります。
一つ目は道が広くなったことや自動車が増えたことにより信号システムがしっかりしたことです。
実際、これだけ自動車が増えれば信号で待つ時間(赤の時間)も長くなります。
その際ドライバーのイライラをなくすために、あるいは交差点で車が赤信号になった時に停ってしまいさらなる渋滞を引き起こさないように、大きな交差点には赤から緑へ、あるいは緑から赤に後、何秒で変わるかがわかるように電光掲示板が設置されています。
このような交通システムが増えました。
2つ目に以前は高級ホテルでの客はほとんどが外国人で中国の方は少なかったのですが、今回は違います。
圧倒的に中国人です。
朝食をしている客から予想すると90%は中国人の方です。
また、この時期にもかかわらず子供連れの中国人の方が多いことにも驚きます。
三つ目にブランド品を身につけている中国人が増えたこと。
若い人も、中年も。
ただし、そのブランド品が本物かどうかは私にはわからないのですが、少なくとも一見した限りではルイビィトン、シャネル、グッチ、ディオールといったヨーロッパのブランド品とわかる物を身に着けたり持っていたりします。
男性にはヴェルサーチの人気が高いのか、着ている方が多いようでした。(ただし、似合うか合わないかに限らず着ておられましたね。これはどこの国でもあることですが・・・)
そういうわけで、間違いなく格段に生活が豊かになった人が増えたことを強く感じました。
その一方、食事は安いです。
300円も出せば一般食堂であればお腹一杯になります。
その横には一泊2万円以上の高級ホテル。
そこから裏路地を5分もあるけば4000円ほどで泊まれるホテルがいくつもあります。
まさに二重経済のような格差を感じます。
一日、いや空港を出て4時間ほどでこのように感じるのですから、もっともっと多くの変化が起きているのでしょう。
また、ホテルのタイプとしてもモーテルやINNが増えましたね。
やはり、これだけ自動車が増えると、現地の方は駐車場がないと誰も泊まらないからでしょう。
そしてその宿泊費も高級ホテルの1/4以下で都心のど真ん中にあるとなれば需要はさぞかしあるのでしょうね。