皆さんにとって喫茶店や居酒屋に入ってがっかりすることというのは何ですか?
私にとってはそれはタバコの煙。
せっかくいい時間をすごそうと思った店で、自分の大嫌いなタバコの煙が流れてきたときはもう最悪。
ですから、席を勧められたときに一番気を配ることは周りでタバコを吸っている人がいないかどうかのチェックです。
もし、わからずに座りおしぼりで手を拭いている時にタバコの煙が流れてくるようなことがあれば、すぐさま店を出ます。
それほど私はタバコの煙が大嫌いです。
最近は禁煙者が増えたといわれてはいますが、やはりアルコールのある場所にいくとタバコを吸う方は多いですね。
喫煙OKといわれても「すし屋のカウンターで板前さんに向かって煙を吐くのはどういうものか?」と思うのですが・・・。これって、板前さんに失礼だと私は思っています。
日本でもタバコを未成年者が吸わないよう購入時には身分がわかるものを提示するなどといったことが義務付けられていますが、タイ国ではどうかといいますと、「健康に悪いものだ!汚いものだ!」という汚いイメージを植えつけ禁煙活動を行っています。
そのためタイではまず公の場所においては日本のようにタバコの宣伝を見ることはありません。
では、具体的にどのような禁煙活動を行っているのかといえば、タバコのパッケージへの対策です。
日本ではデザインのきれいなパッケージですがタイでは違います。真っ黒い歯、とても汚ない、臭い匂いが今にもしてきそうなガタガタの歯と腐ったような歯茎の写真を大きく写した画像がパッケージ全面に印刷されているのです。
まさにゾンビの歯のような感じです。
そんなパッケージをだれも持ち歩きたくありません。
買いたくもありません。
タイを訪れた時は一度コンビになどで見てください。
「何だ、このグロテスクなものは、気もち悪い」ときっと思われるはずです。