ほぼ大学の入試も終わり、あの受験地獄から逃れると喜んでいる者もいれば、また一年勉強かぁ、いやだな・・・。と嘆いているものもいるだろう。
まあ、人生は戦いであるからこれは仕方がないとあきらめるしかありません。
ただこうした○×試験で育ってきた若者たちが今後どうやって育っていくのでしょうか?
良い学校に入って一流の会社に入るように頑張るよう親から言われ、それをしっかりと守って頑張ってきた子供たち。
実際にその道を歩んできた世間一般に偏差値が高いと言われる人達は、実際に会社に入って気がつくのでしょう。
一流の会社に入ったけど、本当に一流の仕事をしているのか?と。
自分が抱いていたような仕事がすぐ出来ることは、大きな会社になればなるほどなくなるのですから。
本当に自分がしたいことが出来るのは入社して20年や30年後。
でもこの時期には自分の行く末が見えてきだすことも確か。
課長で終わるのか、部長で終わるのか?役員になれるのか・・・。
しかし、実際役員になれる人が少ない中、自分はもうこの役職で終わりと社会で自分の行く末が見えてしまうのです。
こんな人生がおもしろいのでしょうか?
あれほど勉強しても結論はこういった経過をたどるのが一般的でしょう。
今の偏差値教育に従ってきたからこの様なむなしい人生が作られてしまうのではないかと私は思っています。
窮屈な教育に我慢して従ってきたのに、こんな結果であって本当に満足がいくのでしょうか?
つまり今の教育は間違っていると私は思うのです。
やはり教育はその人の個性や持っている能力を高めたり、導き出して上げたりすることに力を注ぐべきなのです。
強い犬がいくらいても駄目なのです。群れを成していても出来ることに限界があります。
やはりそこに狼といった一つちがった強いものがいなくては、新たな事は生まれないと私は思っています。
だからこそ、親は学校に教育を任せるのではなく、もっと子供にどうやって人生を歩んでいきたいのかを、しっかりと考えさせる教育(しつけ)をしっかりしなければならないと思うのです
別に良い学校というところに行く必要はまったくありません。
勝てる人間。
人に支えられることなく両足で立てる人間にならなくてはいけないのです。