バンコクの渋滞は実にすごい。
朝夕の通勤・帰宅時は最悪。
普通の4倍の時間がかかるのは当たり前といったところ。
だから、この時間にタクシーに乗っていたらイライラするばかり。
その上、大きな交差点の信号待ち時間は日本より概して長いのです。
赤信号の交差点に当たるとものすごい渋滞。
「あと何回信号が変われば通過できるの?」とイライラするばかり。
せっかちな私にとってはこの渋滞地獄はバンコクでもっと嫌いな事なのです。
そうした、車の渋滞をよそ目にすいすいと走っていくのが日本の新聞配達でよくみるバイクに似たバイクタクシー。
タイではバイクの後ろに人を乗せて走る、バイクタクシーが許されていますからこの時間帯には利用者が非常に多いのです。
その中でも、女性の乗り方がすごい。
いや、すばらしい。
スカートであろうとズボンであろうと、ほとんどの女性は横掛けでちょこんと腰掛けるのです。
バイクの後部を手で押さえ運転手の腰に手を回して体を支えて乗るのが普通(安全)であろうと思うのですが、意外と皆さん違うのですね。
普通というより、そうしないと私は落とされるのでないかと心配だと思うのですが・・・。
彼女らの乗り方はまさに曲芸。
横掛けにしたバッグを持った手をひざに置いてちょこんと腰掛けている人がいるとかと思えば、時には、座ったままお化粧をしている人までいます。
これにはたまげてしまいます。
「ひっくりかえったらどうするの?」と見ているほうが恐ろしくなってしまいます。