新しい政権の誕生です。
親友が立候補していたこともあり、バンコクよりネットを通じて開票速報をかじりついて見ていました。
最終的には民主党の圧勝。
親友もみごと当選しました。
これは国民が民主党というよりもマンネリ化した日本からの脱却、経済界と官僚との癒着、官僚主義からの離脱等々、今の政治にあきあきしていることから今回このような結果が出たことは言うまでもありません。
今後、日本がどう変わるか注目されるところですが、「もし、自民党が150議席近くの当選者を出していたとしたら、日本はもうおしまいだ。日本人はリスクをとって自分の環境を変えるなどといった気持ちなどちっともない人種で、ただ評論するだけの人種。こんなおとなしいというか、変化を他人任せにする人種にはもはや未来がない。」とまで思っていた私でした。
大勝した民主党にはこの大勝への喜びとともにこれからの政策実行を通じて日本が変わるということを国民にはっきりと見せることができなければ、あっという間に国民は手を引いてしまうことを忘れないでほしいと思います。
国民はあなた達にチャンスをあげたに過ぎないということを。
つまり、今回当選した代議士の皆さんには民主党というよりも、あなたに選挙民が日本の行く末を掛けたことを忘れずに頑張ってもらいたいと思います。
日本を良くするにはしっかりした舵取りが必要です。
強い信念のある、ぶれない政治家が必要なのです。
今の日本を取り巻く世界状況は50年前とは違います。
日米安全保障条約を始め各国と結んだ契約においても、今の時代と照らし合わせ考えて見ると、そぐわない面が多々出てきていると思います。
他の条約においても同じです。
これを変えずにして何が前に進むでしょうか?
日本を世界から認めてもらうためには、わが国はもっとグローバルな考えやしっかりとした意見の言える国とならなければいけません。
アメリカばかりを頼りにしていては駄目であり、早く親離れしなければ日本はどうなるのかと心配してしまいます。
そのためには新政権には政策を起案し官僚と戦える人材が求められていることはいうまでもありません。
民主党の中には官僚出身者の方も多くおられます。
そういった方々より官僚的思考、いや思考の技をよく学び、脱官僚集権をはかって日本のチェンジを行ってもらいたいと願うばかりです。
新政権の歩む道を応援すべく、脱藩官僚の会の皆さんの政策能力の活躍にも大いに期待している私です。