ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

酵素

2009.12.04

ここ数年、各国の健康食品博覧会を回って気がつくのが、発酵商品の紹介が多くなったことです。

日本・韓国・中国・ロシア・ブルガリア・フランス等々 色々な国に発酵によりできた食材や料理があります。

ほとんどが昔から伝わってきているものです。

と、いうことは、

その使い勝手や、栄養面・保存面において人々に長い間受け入れられてきたということでしょう。

でも、発酵って不思議ですよね。

腐るのも発酵ですが、こちらの場合は健康に危害を起こすのに、腐るといっても菌が違うと体に良いのですから。

先日あるお客様より「最近酵素に興味があるのですがどこの会社の酵素が良いですか?」というご質問を受けました。

酵素とはそれ自身が直接体にある物質ではなく、酵素により生体の化学反応を促すような働きをする補助的成分です。

そして、酵素は生ものであれば肉・果物・穀類すべてのものに含まれています。

ですから、その物を食べれば中に食べ物の栄養の吸収を促す酵素が多少の差はあれ含まれているわけですから栄養がしっかりと体に届くわけです。

そう考えてみると自然の力というのはすごいですね。

うまくできていますよね。

ただし、含まれている酵素はその食物の食べ方(加熱など)によって壊れてしまったりする場合があります。

そして酵素はいくつもの成分に働くのではなく1酵素、1成分といった1つだけの働きしかしないのです。

また、ご存知のように発酵食品には多くの酵素が含まれています。

ですから一緒に食事をすると他のおかずの栄養吸収が高められます。

体は丈夫になり健康増進を図られることにもなりますので、長生き食品として酵素がたくさん入っている発酵商品は根強い人気があるといったわけです。

以上のことから私はあえて酵素を取らなくても、納豆やキムチやぬかづけを毎日食べるのでも十分であろうと思っています。

そして、こちらのほうが自分で色々考えて家庭でも作れるので、楽しみもあって良いのではないかと思っています。

ある時、ふとこんなことを考えました。

「発酵商品は発酵してできているのだから、たくさん食べればおなかの中でも、もしかしたら菌が生きているとすれば発酵するだろう。そうすると、これは体に良いことかもしれない。でも、菌は食べた際に胃の酸で殺されてしまうかも知れないな〜。」と思い、まずは試してみようと考え、1日にどんぶり1杯分のキムチを5日間続けて食べてみました。

するとどうなったか。

おなかが張りましたね。

これは食べすぎではなくてガスが溜まるのです。

やはりおなかの中で発酵が行われていることがよく実感できました。

これにより、私は発酵食品はどんどん食べるべきの考えを今はとっても支持しています。

であえて酵素サプリよりも自分で作ったぬかづけやヨーグルト・納豆・発酵食品で十分だと思っています。

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