2008年を迎えました。
新年、明けましておめでとうございます。
今年も皆さんにとって、すばらしい年となることをお祈りしております。
さて、皆様はどこに初詣に行かれましたか?
私は毎年同じなのですが家の近くの港区泉岳寺に行きました。
「そこで、何をお願いしたか?」って
それは商売繁盛に決まっているでしょう。と思われるかもしれませんが、実は私の気持ちに一番はじめに沸き起きてきたことは、自分で言うのも恥ずかしいのですが「世界平和」でした。
それは年末の海外ニュースを見ていると悲劇のニュースばかり。アルカイダの爆弾により17人の子供が負傷。すでに今年になってから2,000人以上の被害者が出ているとのこと。
また、ルーマニアでは戦争の傷跡として孤児が増えているそうです。親は子供をすてて海外に出て行ってしまった。残された子供たちは寒さから逃れるためにボイラー管が通っているコンクリートのマンホールの隙間にもぐりこみで生活。苦しさを忘れるためにシンナーを吸う毎日。うつろな眼がカメラをじっと見つめ・・・。
こんな悲惨なニュースを流していました。
これらの子供たちには何を楽しみにして生きていくのでしょうか?
「何のために生きるのか」も考えたところで彼らにとっては意味のないことなのです。こんな時間を過ごさせることは私たち大人の最大の罪です。
子供らにはなんら責任はありません。こうした社会を作り出した大人はなんとひどい人たちなのでしょうか。
地雷で足や手を失った子供たち。「あっ、変なものが道に落ちている。」それに触れたとたんに爆発。その日から彼女の人生は変わりました。もはや両足がない。ぼーっと何かを見つめる少女。
この年になって子供のかわいさほど尊いものはないと感じています。
何にも染まっていない純な考え。
子供らしい無邪気な行動。
一生懸命走る姿。
知らないものへの絶え間ない関心。
キラキラ輝く眼。
本当にかわいいと心の底から思っています。
今までもかわいいと思っていましたが、最近は特にその気持ちが強くなってきたようです。
ですから、前述したような事実は私にとって実に衝撃的でした。
こんなかわいい子供たちに不幸を与えてはいけない。そんな世界にしてはいけないと心の底から思っています。
自分がこれに対し何が出来るかはわかりませんが、出来ることは何でもさせてもらいたい。
本当に日本は幸せな国です。
我々、大人はこれを永遠に守っていかねばなりません。
経済思考の強い日本ですが、経済のことばかりでなくもっと世界を見てもらいたいです。
世界では毎日悲惨なことが起きています。
私たちはもっと現実の世界をしっかりと見つめ平和の尊さを真剣に考えていかねばならないと思いながら手を合わせた初詣でした。