夕方のデパート。18時のお惣菜売り場は人の山。
今夜のおいしいご馳走を準備しようと仕事帰りOL・主婦の目が輝く。
そして、19時半を過ぎると、売れ残りがないように一斉にディスカウントが始まる。
値札には、赤く30%値引き、あるいは2個買うと30%値引きといった札付けが始まる。
さらに20時半になると第2段。50%引きなる半額セールが始まる。
まさに、これぞ!お買い得。
きっとお買い物上手で家庭のお財布をしっかり管理する主婦の皆さんにとっては、とても嬉しいことである。
そして、閉店の時間がやってくる。
「売れ残った惣菜や、ケーキなどは、どうするのかな?捨ててしまうのかな?」
まあ、当然そうなるものが多いのでしょうが・・・・
でも、そこで思う。
世界のあちこちでは栄養が充分に取れずに、餓死していく人が何万人もいるというのに、これはなんという差。こちらでは、どんどん捨てられているというのに・・・
捨てる理由は簡単。
その店が賞味期限を決め、安全性を考えているからでしょう。
でも、私は思うのです。
「店としても腐るギリギリの日を、その賞味期限とすることは絶対にないでしょう。加工品であれば硬くなる、乾燥するといったようなことを除けば3日ほどは冷蔵庫の中であれば持つのではないのかな?」と。
もしそうであれば、私は「賞味期限切れ商品の専門デパート」を創りますね。
そして賞味期限の過ぎた日数に合わせた価格をつけて販売します。
たとえば一日過ぎたら50%引き。2日過ぎたら80%引きとして。
ただし、商品の購入においては全てお客様の責任でご購入していただくといったことに際してご納得いただく必要があります。ですから、この場合は会員制がいいのかもしれませんね。
そして、その品質管理のために商品を置いてあるところには消費者の方々に見えるように大きな温度計や湿度計を置き、殺菌システムにおいてはどのような機器を使って、今どのような状態であるかをお伝えすることに注力します。
今の衛生技術を持ってすれば、消費者の方々に納得いただける新たなデパートができるのではないでしょうか。
試食も大事ですね。
やはり主婦は食べて、味見して買いますからね。これなら2日経っていても大丈夫だわと思えば80%引きで購入できるのですから嬉しいですよね。
皆さん、このアイデアいかがですか?
今日から皆さんの食費は半分以下!!!