ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

乳房の病気。

2008.07.04

最近、いろいろな場面で乳がんのことを聞きます。

病院の掲示板をみても「乳ガン検診への勧め」の記事がよく貼ってあります。

そこには、この疾患が増えていること。事前にわかれば心配ないこと。

そして、検査も簡単であることが記載されています。

そういった中で、皆さんが乳房をマッサージして何かしこりがあると、すぐに「もしかしたら乳ガンではないかしら?」と心配になることも当然です。

しかし、乳房における病気はこれだけでありません。

そこで、しばしば気になるもっとも代表的なものをここで2つ説明しておきます。

ご参考までに。

乳腺症:月経前のはりや、ゴツゴツした石のようなしこり、あるいは乳腺に水の溜まった袋ができる嚢胞まで、色々な状態を示します。ホルモンの変化でおこることが多くあり、将来ガンになるといった悪性に変化することはほとんどなく、病気とまでいえない内容のものですので、さほど気になさることはありません。

線維腺種:指で押す(触る)とクリクリと動く丸いしこりが特徴です。大きさは大豆粒から卵ほどまでと様々。特に20歳から30歳の女性に多いです。乳房だけでなく体のいろいろなところにできますが、とかく摩擦のかかる部分にできやすいです。ガンへ変化することは無いのですが、しこりの大きさが3cmほどになれば局所麻酔により切除するほうがよいでしょう。手術時間も20分ほどで終わり、入院するまでのような事もめったに無いでしょう。

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