先日インターネットで杜仲茶と松葉茶を買いました。
なぜ買ったのか?と言うと・・・
杜仲茶は血圧の安定、脂肪を取る、新陳代謝を高めるなどと中国漢方でも使われるお茶として有名です。
『この夏、冷やして飲むものとしては麦茶よりもいいかな』と思って買ったのです。
一方、松葉茶のほうは『仙人は松葉をいつも口で噛んでいた。』と言った昔話を読んだことがあったので、何か身体にいいのだろう。と、単純な理由からです。
実際、においのきついものは体に良いものが多い中で、松葉もきっとそうなのだろうと思ったのです。
しかし、あの松ヤニみたいな味がするので、はっきり言って飲みにくいです。
一般の人には抵抗あると思いますので、味の面からはあまりお勧めはできません。
以前にも他のメーカーのものを購入して飲んだことがありますが、その時はあまり続きませんでした。
今回もやはり続かないような感じです。
残念ですが・・・
しかし、そうは言っても、この松葉には独特なにおいや癖から、何か身体にいいことがあるのではないかと感じるのです。
実際、ロシアに行った時に、ロシアの友人に『君が疲れたときは何を飲むの?日本では疲労回復ドリンクのようなものがあるんだろうけど。ロシアにもあるの?』と聞いた事があるのです。
彼は『僕は松のエキスを2滴ほど水に混ぜて飲むよ。』と言って、私にそれを土産として持ってきてくれました。
小さなシロップビンに入ったもので、ふたを開けると松の強いにおいがプーンと鼻をつきました。
『本当にこんなもの飲むの?』と言った感じでした。
彼は『これ飲むと身体がとっても強くなるんだ。特に風邪をひいて弱った時などはいいぞ!僕は毎日飲んでいるからこんなに元気なんだよ。』と自信満々に勧めるのです。
『さすがロシア。確かにロシアの自然植物から取れるものといったら、ツンドラ地区では松やコケぐらいしかないのだから、こういったものしかないんだろうな。でも案外、僕たちが気にもせず目にしているもの中にも、素晴らしいものがあったりして。とりあえず飲んでみるか!でも僕は1滴でいいや』と思い、しばらく飲みましたが、2週間も続きませんでした。
飲むと1時間ぐらいは口の中がまさに松林。
まいった、まいったです。
こういった感じで今回の松葉茶も飲み続けるのは無理と思いますが、以外にも昔のロシアの旅行を思い出させてくれた一品となりました。