9月となれば「さんまだ!」と言う事で、
9月になって、さんまを2回食べている私です。
そうした中、先週日曜日に目黒で「さんま祭り」がありました。
今年で13回目のさんま祭り。
私は始めて行ってきました。
なぜ、「東京都の目黒が何でさんまなのか?」って?
不思議ですよね。
それはこういったことから来ているようです。
昔、大名が目黒に来たときお腹がへって農家でさんまを食べた。
するとそのさんまがとても美味しくて忘れることができなかった。
そうした折、違う所でさんまを食べる機会を得た。
そこでは、さんまの脂抜きをしてご膳を出してくれたそうな。
すると、それは自分が夢にまで見るあのさんまの味とは大違い。
そこで大名は「さんまは、やはり目黒やな・・・。」
といったことから目黒といえばさんまとなったそうです。
さんま祭りは、目黒駅の目黒通り沿いで行われ、焼きさんまが無料で配られました。
何匹のさんまが出されたかというと6000匹!!
岩手県宮古市からの無料提供だそうです。
すごいですね。
そして、薬味の「すだち」は徳島から、そして大根おろし(大根)は栃木県塩原市からの無償提供。
「皆ができることは応援するぞ!がんがれよ!」
といったエネルギーが伝わってきます。
とても気持ちがいいです。
祭り時間は10時から15時まで。私は11時半ごろに着きました。
この日は天気もよく、すでにさんまを目指して長蛇の列。
こんなに並んでいるとは思いませんでした。
5列縦隊で500メ−トルほど列ができていました。
さんまは大きな金網に上で炭焼きされ、一回の金網で焼ける数は40匹ほどだったかな。
これが4網ほど出ていましたが、人気があってとても焼くのが追いつきません。
もし、この長い列に並べば、さんまにありつくまでに1時間から1時間半は待たなければいけなかったでしょう。
また天気も良かったために汗ダクダクになる上に、さんまをもらう所まで来ると煙でモウモウ。
体中にさんまの匂いをまとうといった状態でしょうか。
まあ、祭りですからこういった経験もいいのかもしれませんが。
女性にとってUVは最大の敵。
1時間以上、炎天下の中を並ぶの絶対にいやでしょうが。
食べるためには仕方がありません。
私は、日焼けがいやな上に、食事のために並ぶのは大嫌いなこともあって。
その日、暑さを逃れ、、、
近くのさんま定食を出していた食堂に入った次第です。
皆さん、来年はぜひ行って見てください。
町中が「まさに、おいしい『さんま』食べていってよ!」と言った江戸の心を感じれて良かったですよ。