この問題が起きたとき、
「あれほど、食品事件が起きていたのに。今度は日本人の主食の米にまで問題が起きたのか?」
と、思いました。
農水省は、事故米のことを、保管中にかびの発生、水濡れ等の被害を受けたもの、又は基準値を超える残留農薬等が検出されたものであり、工業用(のりの原料など)であれば使うことをみとめている米であるとして事件発覚時に発表していました。
しかし、その事故米問題が予想以上に食用として市場に出回り大きな問題になってくると意見は一転。
「食べても健康には大きな問題がない」と発言し始めました。
先週には、大臣までが「さほどドタバタする事ではない。」などといった発言もありました。
「農水省は今回の問題をどのように受け止めているのか!」とマスコミに叩かれ始めています。
当然のことですね。
身体に良くないからこそ食用とすることは認めなかったのですから、これが口に入れば「問題となる」といったことは当然ではないですか?
それを、なぜ?「問題はない」と公言するのか全く理解ができませんでした。
そうであるならば、初めから事故米などは定義せずに、「少し品質の悪い米」といった定義付けをしておけばいいではないですか?
でも、これができなかったわけでしょう。
つまり、食べると身体に悪い米であるからではないですか。
まさに、事故が大きくなると恐ろしくなって、意見をコロッとかえる役人の態度にムッときた私です。
以前の中国ギョウザ問題のように日本は海外にも『食に対する検査』は厳しい姿を見せている中、お粗末な責任感のない役人の態度に怒りを感じます。