ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

■人間の体を健康・美を守るには何が本当にいいのかしら?

2024.11.21

ずばりそれは「元気な細胞を守る成分を取る」ことを私はお勧めしています。

具体的には3成分—-(1)栄養と(2)水分そして(3)抗酸化成分の摂取が大切となってきます。
このうちの1つをいくらとっても意味がありません。
何よりも大切なことは「バランスよく摂ること」です。

では、それがわかった上でこれらをよく見ていきましょう。

皆さんも(1)と(2)についてはここで言うまでもなく普段の生活の中で認識しておられると思いますので、
でここでは「抗酸化成分」に対してご説明します。多くの方がこれについてやや偏った認識をしている
ように感じておりますので、ここから述べることは今後有用な知識となるでしょうから、
しっかりと覚えておいてくださればと思います。

「抗酸化成分」とは言葉通り「酸化を抑える」成分です。私たちは生活の中では紫外線をあび、
呼吸をする中でエネルギーを産生する際に常に発生するのが「活性酸素」です。

これは脂質の酸化・DNAの損傷・血管の収縮・タンパク質の変性・酸素の変性などといった
悪影響を及ぼします。内外の細胞にダメージを与え(言葉を強く表現すれば「腐らせる」)、
免疫力や美容面が衰えさせ、神経機能を痛める・脳や内臓器官の働きを低下させます。

ですから、「抗酸化成分」が高齢化社会に向かって一層注目されているわけです。
その中でもとりわけ日本で人気があるのが「アスタキサンチン」と言う成分です。

これは油性の成分で、美味しくない成分です。意図は赤色でこれが服に付着すると落ちにくい
ほどの濃い色素です。サケの身やエビ・カニの殻に含まれている抗酸化力が非常に強い成分です。
特に活性酸素を消去する機能において優れています。
(ただし、活性酸素の1重項酸素消去機能の点では、成分としてはリコピンの方が
実はアスタキサンチンよりも1.3倍の力があります。)

では、気になるのは「どの程度この成分を摂取すればいいの?」といった点ですが1997年の栄養・食量学会発表の
データによれば, LDLの酸化変性抑制効果においては一日0.6㎎、3.6㎎、7.2㎎を摂取してみた結果、
いずれにおいても明らかな有効性が述べられている事より、0.6㎎/日以上の摂取が有効とされております。

それであれば「アスタキサンチンを多く摂れば良いのか?」というとそうではないのです。

それは抗酸化成分には色々な種類があります。しかし、これらの成分は体内での分布が異なり、
働き方も多様なために、偏らずに色々な抗酸化性成分を取る方がご満足いくと言えましょう。
つまり、まんべんなく摂ることがとても重要なのです。

これをちょっと具体的に述べますと体は細胞からできていますが、その細胞を「活性酸素から守る」と
言っても守るべき場所は3箇所あるのです。

それは 1.隣あった細胞間、2.細胞膜、そして3.細胞の内部なのです。
ですから、この3カ所にそれぞれ働きかける抗酸化成分を摂らなければいけないのです。

よく「抗酸化成分が10㎎以上入っています!」と1つだけの成分を強調している製品などがありますが、
そう言った単一成分では余り意味がないのです。単一では3カ所をしっかりとサポートできません。
ですから、これを押さえておかねば「抗酸化成分、高含有!」など意味がないと私は考えております。

更に、抗酸化成分によっては「眼に向く成分」、「脳に向く成分」といった成分がありますので、
そういった働く場所にも特徴があることも覚えておきましょう。

また抗酸化成分と言われてもその種類は多くあります。大きく分けて4つです。
カロテノイド、ビタミンC、ビタミンE、そしてポリフェノールです。

こういった種類の中に皆さんがよく耳にするのがβカロチン(ニンジン・かぼちゃ)、
アスタキサンチン(サケ・ヘマトコッカス藻)、ゼアキサンチン(トウモロコシ・ほうれん草)、
ルテイン(マリーゴールド・ブロッコリー)、ポリフェノール(赤ワイン、ぶどう)などと
多々がありますが、こういった成分を適量ずつバランスよく摂ることが最も大切で、
その方が満足が高いと思います。

また、「抗酸化成分が良い」と言われても、とてもたくさん取る必要は全くありません。

日々、正しい食事をしておけばそこから毎日摂取できるわけですから、先に述べたように一つの
成分だけを5倍、10倍もの量など全く必要ありません。多く摂りすぎても排出されるだけです。
成分が体に留まることはありません。
(ただし、今のところ抗酸化成分を多く摂り過ぎても害は報告されておりませんのでご安心下さい。)

何よりも最も大事なことは多くの成分をバランスよく適量摂ることなのです。
これに尽きます。
更に、これらが体内内に吸収しやすいような成分と一緒に適切量取れば理想的です。

参考までに、当社のCELLESTHEにおける抗酸化成分の構成は:
リコピン(トマト色素)、アスタキサンチン(ヘマトコッカス藻由来)、プロアントシアニジン
(ブドウ種子由来)β―カロチン(カロチン色素)、ビタミンC、ビタミンE、ルテイン
を入れさせていただいております。

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