私は11月になると毎年行うことがあります。
インフルエンザの予防注射です。
私は風邪を引きにくい体質なのですが、一度かかってしまうとなかなか治らない体質です。
これは困ったものです。
かからないのはいいけど、かかってしまうと1ヶ月ほど体調を崩しています。
インフルエンザには絶対かからないようにするために数年前より予防注射を受けているというわけです。
昨年はインフルエンザにはかからなかったのですが、台湾から帰国した時にやけにだるかったので病院に行くと「プラズマ肺炎」と診断されてしまいました。
あの時は台湾空港に夜11時に着いたこともあり、「早く市内に向かう最終リムジンバスに乗らなければ。」と思い、飛行機を降りるやイミグレーションの窓口へと急いでいたのですが・・・
それ以前に大きな問題。
それは、この時期の台湾では鳥インフルエンザ患者が見つかったこともあり海外からの到着者で体調の悪い方は必ず健康診断を受けなければならないということで検査が強化されていました。
私もその時は空港内の通路を歩きながら「寒気がするな。」と思いながらふと額を触ると少し熱いではないですか。
「これは風邪かな?熱があるぞ。38度はありそうだな。」と思いつつもさっさとヘルスコントロールの通路を通り抜けようとすると、
しっかりつかまってしまいました。
つかまえたのは検査官ではなく、赤外線体温感知器!
すぐに検査官が私を止め、「熱があるのではないですか?この温度計でもう一度計らしてください。」と、耳の中で体温を図る電子温度計を持って近寄ってきました。
5秒後に耳に入れた温度計が、ピピピ。
表示された体温は38.7度。
「しまった。ここでつかまったら長く空港で止められてしまう。参った、参った・・・」
でも、いろいろと会話を交わし、その場をなんとか逃れました。
運良く、足止めされなかっために、無事に最終のリムジンバスには乗ることができました。
よかった。よかった。
でも、赤外線体温感知器の精度はさすが凄い。
赤外線体温感知器、軽視できないと実感した次第です。