ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

地下鉄の出来事 in Soul

2008.11.21

今回は、ソウルの地下鉄で経験した出来事です。

私が座っていると、2歳ほどの子供を連れた女性が乗車してきました。

次の駅で私の座っている席が空いたので、女性は子供をしっかりと抱っこして座りました。

そして、膝の上で子供にあれやこれやと話しかけながらあやしていました。

その横では携帯電話で大きな声を出して電話している女性がいます。

でも、車内の客は全く気にしていない雰囲気です。

『韓国では車内の電話をすることは気にしないんだ。』などと思っていたら、

今度は、さらに大きな女性の声が。

その時、私は本を読んでいたのですが、あまりに大きな声がするので本から目を離し、

その女性の方に目を向けてみると・・・

その女性は電話をかけているのではなく、小さな物を皆に見せながらそれを車内販売しているのです!!

どのような品物かは解らなかったのですが、その女性のトランクには商品パネルが立てかけてありました。

『角質削り用の美容ヤスリ』

この商品を車内で大きな声で説明しているのです。

5分ほどして注文がないことを確認し、今度は同じ車両の後方でまた同じことを始めていました。

『一生懸命という姿勢は評価するけど、すこし場所を考えてもらいたいな。ちょっと自分勝手すぎるように思うのだけど。うるさいのが嫌な人もいるのだし、新聞や本を読む人、寝ている人もいるのだから迷惑に思っているはずだよ。』

と、一人思いながら・・・

私は再び本を読み出しました。

すると今度は、私の左側に座っていた子供を膝に乗せていた女性が、私を挟んで右側の女性に大きな声で話し出したのです。

それに答えて、私の右側の女性も大きな声で話し出すではありませんか。

『そこまで大きな声をださなくてもいいだろう。こんなに近いのだから。。。私は本を読んでいるのだよ。これでは本が読めないよ。』

そう思っていたら、今度はこの右側の女性が、子供の手を触りたいのか?私の読んでいる本の上を横切るように手を伸ばしてくるのです。

私に見えるのは、小さな本の文字でもなく、女性の腕!!

これには、びっくりしました。

子供が嫌がると腕を引っ込めるのですが、何度も腕を伸ばしてくるのです。

もうダメだと、席を立とうと思ったら。

今度は、子供を膝に乗せていた女性が向かいの席に座っている見知らぬ女性と大きな声で話し始めるのです。

おそらく、向かいの女性が子供に目くばせしたり、微笑んだりして、子供と遊んでいたからなのでしょう。

『かわいいお子さんですね。』と声をかけられたのか?子供を膝に乗せていた女性は嬉しそうに応えてました。

それはいいけど、そんなに大きな声を出さなくてもいいでしょう。

しばらく、その会話も続いていました。

いやいや参りました。。。

日本でも若者の失礼な態度がよく見かけますが、韓国での女性の色々なパワーには圧倒された出来事でした。

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