先日、韓国に出張したときに、当社の女性スタッフが個人的に倶楽部を作っていて「明日、倶楽部の忘年会がありますので、お時間があれば参加していただけませんか?」と誘って下さったので飛び入り参加させてもらいました。
倶楽部のテーマは「自分の行った好きな場所を皆に紹介して、そこを皆で訪れる」というもので、旅行倶楽部と美食倶楽部をあわせたような倶楽部です。参加者は30代後半から60歳代まで幅が広く、男女の割合はほぼ半々だそうです。
忘年会はソウルの中央にある豆腐専門店で17時より始まりました。
この会のために彼女は色々なゲームやくじを考え、たくさんのプレゼントを用意していました。(車の後ろの席は全て埋まるほどです)。さらに、カラオケの際に着るスパンコールのついた芸能人が着そうな衣装に始まりカツラ、つけヒゲ、ネックレス、扇、小物と様々です。
「ここまでやるの?」と言った、たいそうな力の入れようです。
しかし、この日は生憎の大雨。それもすごい雨です。でも、ビックリしたのは皆が集まってくれたことです。これほどの雨であれば行きたくなるほどの雨なのですが、参加希望者の皆が全土からそれでも集まってくれました。
実は忘年会が始まった時点では、メンバーの70%ほどしか集まっていなかったので、「ここまで準備しているのに皆は来ないのではないか?」と私は心配したのですが、会食が終わる間際になってこられる方も多くおられ、これにはビックリしました。
普通であれば「今から着いても、もう忘年会に間にあわないから・・・」といって断念するような時間になっても来てくれる姿を見ながら、「皆から本当に愛されている倶楽部なのだな・・・」と、しみじみ感じました。
豪雨のために車が渋滞し3時間かかってきた方、さらには、それ以上の7時間といった方もおられました。また、遠くは釜山からこられている方も電車の遅延で大変時間がかかってしまったそうです。
しかし、忘年会は大盛況で男性人は自分の秘伝の酒などを持ち寄り、杯を交わし会い、私も久々に踊りまくり歌いまくりました。本当に楽しい時間でした。
最後に会の旗を壁に貼って写真を撮り、メンバーが会長に対していつまでもこの会を続けてください。といった感謝の楯を送り、本当に気持ちのよい、楽しい素敵な忘年会でした。
忘年会は17時に始まったのですがホテルに戻ったのは深夜の2時半でした。皆は朝の6時まで楽しんでいたそうです。このエネルギーにもびっくりです。(週末ですがね)
「韓国ではこのように中高年の方でも年齢かまわず仲間意識がすごく強く、楽しい時間を皆で過ごしているのだなあ・・・」とうらやましく思いましたよ。
日本ではここまで皆が仲良く男女が楽しんでいる光景を見ることはほとんどありませんからね。