先週の土曜日に羽田を発ちバンコクに着いのはちょうど24時。
部屋に入ったのは午前1時半。
急いで荷物をかたづけTVをつけてみると、ジョントラボルタが出演しているダンス映画が放送されていました。
これは「Saturday Night Fever」かな?でも、出ている人がちょっと違うようだし。
「まぁ面白そうだから少し見てみようと・・・」とソファ―に座り見始めると、ダンスのとても素敵な事。
こりゃ、いけるぞ!と、とうとう最後まで見てしまい寝たのは3時になってしまいました。
番組ではビージーズのディスコソングもいくつか流れ、私は思わずソファーから立ち上がり、それに合わせて部屋で踊り始めました。
「青春時代は友達と週末はディスコに行き、こうやって朝まで踊りまくっていたな~」と、思わず懐かしさがこみ上げました。
そして番組が終わり、最後の出演者の字幕を見ていたら、この映画が「Stayin’ Alive」という事がわかりました。
「素敵だったからDVDでも買おうかな」とネットでみると、「Saturday Night Fever」の続編として作られた1977年作品で、何とこの監督は「ロッキー」で有名なシルベスター・スタローンでした。
これにはびっくりです。
私は彼のファンですが、まさか脚本を書いたり、映画監督をしていたとは思ってもみませんでした。
今こそ、彼を知らない人は世界にいないと思いますが、彼の経歴を見ると若い時は非常に苦労し、デビュー作はポルノであったと書いてありました。
ここまで有名になるにおいても「苦しい下積み生活があったのだな」と、思いました。
きっと、彼が書いたロッキーの脚本も、彼の気持ちを表し、「どんな時もくじけてはいけない。最後までやり抜くのだ。前へ進むのだ。」と言った、当時の強い思いから書かれたものだろうと思いました。
小さい時からの身体的な言語障害を負いながらも、世界のトップに躍り出たシルべスター・スタローンの努力により制作されたこの映画を見てさらに彼を好きになった私でした。