さて、仕事柄「近頃はどういったサプリメントに人気が沸いているのかな?」と思い、時々市場を見ていますが、自分としては「どうしてそんなものを消費者は買うのだろう」と思うことがあります。
それは、一つの成分だけに特化したサプリメントです。
確かに成分の種類によっては体でしか出来ない成分などもありますから、そういった成分であれば、それに特化したサプリメントを取るのは当然のことです。
プエラリアなどはその最たるものと言っていいでしょう。
こういった成分は自然界にはほぼ皆無です。
でも、一般成分については日常の食生活の中で摂取しているにもかかわらず、やや足りないからと言って、その成分だけのサプリを摂取しようというのは間違いだと私は思っています。
こういったことは消費者には知識がないので、本来は提供者(販売者)が情報を正しく消費者に知らせなければいけませんが、そうしたことを意識的に行わない販売者が悪いと思っています。
例えば、コラーゲンがよいからと言ってコラーゲンだけを摂取していても仕方がありません。
カルシウムにおいても同様です。
それらを体に効かせるためには、体に吸収させやすいようにしなければいけません。
そのためには、他の成分を混合させたりして、吸収力を高める必要があります。
これによりコラーゲンやカルシウムの本来の力が発揮されるのです。
例えて言うと車でも同じです。
車はガソリンで走りますが、ガソリンだけではけっして走りません。
空気をうまく混合することによってガソリンはエンジン内で爆発が起きエネルギーを出すわけです。
そのためにはキレイな空気をバランスよく混ぜなければなりません。
また勉強でも同じです。英語を知るために辞書を買い、それを覚えれば英語が出来るようになるでしょうか?
そうではないですよね。
その単語が日常どのように使われるのかを知るために、その単語を使った文書を勉強しなければなりません。
こうしたことで、英語の新聞が読めるようになります。
まさに、サプリメントにおいても同じことが言えるのです。
ただ、単一成分を全面的に述べていても、その製品の成分表を見ると色々な成分名が書かれていたりします。
でも、それで安心しては全くダメなのです。
その理由はそれが本当に主成分の効果を上げるための成分であるのか?
あるいは効果を上げる成分だとしても、その分量は適切であるのか?を考えなければなりません。
でも、めったにそういったこと十分に考えた商品はないのが実情です。
残念なことに販売することのみを考えた製品では、単に多くの成分が入っているように見せるためにほんの少しだけ成分を加えることによって、成分表にこれらを書けるようにしているだけです。
これが現実です。
こんな製品は何の意味もありません。
でも、こういった製品がほとんどであることは悲しい限りです。
でも、有名であろうとなかろうと本当にすごいサプリ(実力サプリ)ではこういったことはせず、十分に成分の特徴を検討し必要となるべき成分をしっかりとした分量配合しています。
だからこそ、複合成分の製品とならざるを得ない点があります。
でもそうなると、単一成分だけの成分量で商品を比べると他の商品の成分量よりも少なくなってしまいます。
同じ量にすると他の成分も比例して増えますので、一回で飲む量が増えてしまいます。
これでは「そんなに多くの量は飲めないわ」といった声が上がるでしょうし、当然価格も高価となり販売も難しくなりますからね。
ですから、そういった製品が需要にないわけです。
そういったコンセプトをもって、当社の美容サプリ「WHITEX」も開発しました。
是非、お試しになっていない方はぜひとも一度飲んでいただきたいサプリです。
今まで述べてきたことがきっとおわかりなるはずです。