ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

海の浄化作用

2013.02.22

いやいや毎回、出張から帰ってくると海水魚の水槽のガラスにはコケがびっしりとついています。

水槽が置かれている部屋の温度は常に25度。

湿度もほぼ一定。

更に水槽の海水の温度は23.8度と低い目に設定しているのに、それにもかかわらずたくさんのコケがついています。

熱帯魚においてはこんなに低温度にしているのにこんなにつくのでしょうか? 

ライトで照らす時間も一日当たり8時間だけなのに・・・

水族館はコケ対策をどうしているのかな?

そう思いながら、水槽の中をのぞいたり、横から見たり、ガラスを素手でなでてみたりしながら、コケがしっかり取れたかどうか確かめながら、寝る時間をさいて掃除をしています。

しかし、これが案外時間がかかります。

しかし、ダイビングしていると海の中はとてもキレイでガラスにつくようなコケは生えてないです。

どうしてなのでしょうか?

それほど自然は浄化作用が強いのかな?などと思いながら、海の中できれいな熱帯魚を見ながらその美しさに癒されています。

そして、ある時ふと気がつきました。

水槽の場合、コケは海水をせき止めているガラスについているのであって、水槽の中央にはコケはつくことができません。

つまり、私が潜っているところは水槽で言えば水槽の中央ということからなのでしょうか?

でも、自然において水槽のガラスに当たる部分は、海岸線です。

そこにもコケなどさほどありませんよね。

これはどうしてなのでしょうか?

海岸線にいる微生物やゴカイなどの虫が並べてしまっているでしょか?

更に考えを進めてみるともう一つ水槽と違う点がありました。

ガラスの場合は、水面からとガラスの外側からと両面から光が当たりますが、海岸線は水面からだけです。

その差がここまでコケの発生の差をだすのでしょうか?

そうなると、水槽の面や外側を黒い幕で覆っておけばコケは生えないのでしょうか?

でも。当たり前のことですがそうすると水槽の中が見えなくなりますからダメです。

キレイなものを見るには、大変な掃除をしなければいけないようです。

自然の力はすごいですね。

美術館運営

2013.02.15

二月も半ばになりました。

この時期、関東では大雪にみまわれる事が多いのですが、三連休はとてもよい天気でした。 

10日の朝、「今日も天気がいいなぁ・・」と思いながら外を見ている時、ふと「そういえば山梨県立美術館でミレーの特別展を3月初めごろまで開催していたな・・」と思い出し、早速Webで調べてみると3月3日まで開催しているとの事。

「おっ、それなら早速見に行かないと見逃してしまうぞ」と思い、急いで家を出発(10時半)、甲府に向かいました。

行く手段は高速バス。

新宿から出発して甲府駅まで渋滞にもあわずにわずか2時間10分ほどで着き、そこから市営バスに乗り換えて20分で美術館に到着です。 (この日は市営バスの発車時間とうまく連結できたのですぐに美術館に着くことができました)

「美術館は人でごったがえしているだろうな・・。」と思っていましたが、着いてみれば人はパラパラと来る程度で、館内にもあまりいませんでした。

多分これは甲府といった場所だからなのでしょうね。

東京で開催され、休日となればすごく人が来ることでしょうに・・・。

館内はフランソワ・ミレーの代表作「種をまく人」や「落ち穂拾い、夏」などの油彩画をはじめ、版画や下絵とともにバルビゾン派の絵画が飾られていました。

バルビゾンというのはミレーが住み着いた農村で、彼はここで働く農民の姿を描きつづけました。

彼以外にもこの村には多くの画家が住み、ルソー、コローなどがいます。

私は油絵ばかりがあると思って行ったのですが、油絵は10点ほどしかなく、ほとんどがエッチングやでデッサン画家で、遠くまで行ったのに、これにはややがっかりしました。

でも、この少ない来場者数をみて思ったのです。

やはり「美術館の経営は難しいな」と。

世界的にも有名な画家の絵を購入するとなると、一点当たり10億円以上は必要でしょうし、それが沢山ないと人は来てくれません。

また、美術館はゆったりとした空間がなければいけませんので、それなりの建設コストがかかってしいます。

また、絵画購入においても簡単に手に入るわけではありませんしね。

そうなると、他の美術館が所蔵しているものをお借りして、展示する方がコスト的には安く終わるのでしょうが、やはり貴重な絵画をそのまま飾るわけにはいきません。

しっかりとした保安体制、ガラスケースへの保管、温度湿度の管理などといったことを行うとなると専門の建屋が必要と絶対に必要となりますよね。

一般に、美術館を造ると聞くと、格調高く、文化的な活動として、ほとんどの方が賛同するでしょうが、いざ経営となると実はとても大変です。

やはり、なるべく損を出さないようにする「文化活動」として運営を考えるべきなのでしょうかね。

油物には気をつけてね。

2013.02.08

よく人に聞かれることがあります。

「加藤さんは海外によく行くけれど日本食が食べたくなリませんか?」と

30年前であればこういった質問が出てくるのも当然だと思います。

でも、今やどこに行っても日本食は食べられます。

それもなかなかいい味を出しています。

また私は日本食がなくても困らないといったこともあり、問題ありません。

だからといって、食事の内容に無関心というわけではありません。

やはりカニや海老などを食べるときは、なるべく生きたものを置いてあるいけす料理店か、あるいはちょっと高級な店に行くようにしています。

この点は多分皆さんも同じかと思います。

そして、もう一つ気をつけていることがあります。

それは油です。

特に揚げ物です。

暑い国に行きますとやたらとフライや揚げ物料理があります。

悪い油や何度も使いまわしているような油があります。

特に屋台の油は使いまわしの回数が多いように思います。

ですから、こういったものを使ったものを食べた時は、どーんと胃に負担(胃もたれ)がおきます。

まさに一日何も食べたくないほどです。

普通の料理でさえ、油を使ったものが好きでない私です。

例えば、サラダもドレッシングなどはかけずにそのまま生で食べるか,酢か塩を少しだけかけて食べる私ですから、これは最悪な状況です。

海外旅行に行かれる際は、食事や水以外にも油にも気をつけてくださいね。

楽しい海外旅行でおなかを壊してしまっては台無しですからね。

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