ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

ちっちゃなお兄ちゃんのすてきな返事

2013.04.05

今週バンコクからの帰国の際、空港のロビーでベンチに腰掛け荷物を整理していました。

すると隣に2人の子供とお母さんがいました。

子供は5歳位の女の子、そうしてもう一人は8歳位の男の子です。

するとこの2人の会話が聞こえてきました。

女の子がママに向かって

「ねー、またパパのところに行こうね。でも、今度は自動車で行こうよ」と。

たぶん、お父さんだけが単身赴任している感じですね。

すると、お兄ちゃんがいいました。
 
「でも、大きな海を渡っていかなければいけないんだぞ」と。

普通であれば「お前は馬鹿だな・・・」と続くところなのでしょうが

このお兄ちゃん「うん、でも、そうだよね。そういう車があればいいね。」
と、いった答えを返しました。

私はなんて素敵なのだろう。と、思わずお兄ちゃんの方へ顔を向けてしまいました。

決して大人からは出ない返答だと思いましたね・・・。

まさに無邪気な妹へ、お兄ちゃんからの夢のある返答。

心がほのぼのしました。

大人となった我々は、常に経験から作られた過去の経験と固定概念に包まれ、一般にはありふれた話しかできませんよね。

そして、とかく過去のことを話しがちです。

でも、子供は違うのですね

未来の夢を話しています。

とても可愛く、純粋だと感じました。

まさに、それが子どもであり、そういった心を持った子供を大事にしたいですね、

いつまでもその心を持って成長してね、お兄ちゃん。

マッサージも良し悪しですね。

2013.03.29

いやいや今回はまいりました。

久々にバンコクでタイマッサージをうけました。

今まで、出張すれば必ず受けていたのですが、最近はマッサージよりもSPAに行き、汗を流してさっぱりした気分ときれいになった体で、アロママッサージのようなやわらかいオイルマッサージを受けるほうが気持ちもほぐれるので、こちらの方を選ぶようになっていたからです。

今回は知人が海外からバンコクに来てくれたこともあり、彼希望の「タイマッサージを受けたい」をかなえるために、以前私がよく行っていたマッサージ屋に行きました。

ここはとてもきれいなお店ですが、冷房が効きすぎているという難点があるので,施術を受ける前に冷房を弱めてくれるようお願いし、2時間のタイマッサージを受けました。

友人は隣で「痛い、痛い」と言いながら、しきりに力を弱めてくれるように言っていましたが、私はきついとは感じたものの、それほど痛くはなかったので、そのまま2時間受け続けました。

そして、2時間後、コリを感じて行ったわけではないので、「ああ終わった・・」といった気持ちで店を出て、行きつけのレストランへ彼と向かいました。

こうして、この日はよい時間を送れたわけですが、次の日が悪夢です。

寝ている最中にも感じていたのですが、寝返りをすると足がつってしまいそうになるほどに激痛が走るのです。

「これは変だな」と眠っている頭で、もやもやと考えていました。

そしてわかりました。

そういえば今年はじめに無理をして、軽い椎間板ヘルニアを悪化させてしまい、これにより脚の神経に障害を受けていました。

しかし最近はよくなり、まったく問題はありませんでした。

その気持ちの甘さがいけなかったのでしょう。

マッサージでは脚の筋を施術者が体の上に立ってゴリゴリと押していたので、これで神経が痛められてしまったようです。

朝、ベットからやっと起き上がったものの、椅子に座れないほどの激痛。

実にまいりました。

そして体を30分ほどかけてほぐし、朝食に出かけたのですが、今度は100mも歩けないのです。

足が痛くて痛くて歩けないのです。

まさに脚に雷が落ちたようようです。

いや、神経をやられるとひどい痛みですね。

ここまで痛いとは・・・。

神経や筋を痛めておられる方は、「マッサージでよくなるかな?」などと思って気軽に受けてしまうかもしれませんが、これは大間違いのようです。

よい方向に向うマッサージもありますが、一般的には何も聞かないでマッサージを施しますから、かえって悪化することや古傷を戻してしまうこともあるかも知れません。

今回はよい勉強をしました。

しばらくタイマッサージはお休みしたいと思います。

後の祭りですが「やはり、SPAに行けばよかった」と後悔です。

しかしそれにしても痛いです。

脚を振り振りこのblogを書いています。

書き終わった後はストレッチと屈伸でリハビリします。

日本女子柔道

2013.03.22

「スポーツの基本精神はフェアに行うこと」と教えられてきた私にとって、監督が日本柔道女子選手へ暴力行為を行っていたという事件は、非常にがっかりさせられたニュースでした。

ついこの前、相撲界で起きた暴力行為をどうなくすかについて弁護士を加え協議されてきた内容がまとまり発表されたばかりなのに、今度は我が国の誇りとする柔道で起きた暴力行為、それも女子柔道界です。

本当にがっかりです。

日本オリンピック委員会は、園田監督だけの暴力行為ではなく、強化委員長までも選手へ嫌がらせを行っていたなど、組織として不当な行為が行われていたことを明らかにしています。

確かに日本のお家芸である柔道が、近年世界に追い越されることも多くなってきた中、監督やコーチたちにとり選手を鍛えることは、かなりのプレッシャーを感じていたでしょうし、また選手も同様です。

このことは実によく理解できます。

しかし暴力行為があってはなりません。

どうして、ここまでにいたったのでしょうか?

それは監督やコーチが描いているような行動を選手がとれないからであり、そのイライラ感から来るのでしょうが、そこはたとえ強い選手といえども女性です。

女性でなければわからない感覚というものもあるでしょうから、すべてが自分の思うようにいくというのは間違った考えであることは、いとも簡単にわかると思うのですが・・・。

実際、今回選手に暴力や不適切な態度をとっていた者たちはすべて男性。

私は思うのですが、女性のコーチや監督がいたらどうだったのでしょうか?

こういったことが起きたでしょうか?

私は起こることはなかったと思います。

やはり女性のコーチや監督がいれば、「なぜ自分の言うことを彼女らが出来ないのか・・・」と、女性としてわかる部分があったのでないかと思うのです。

そして、多分そういったコーチや監督は頂点に達した選手生活を送った方でしょうから、きっと自分らの選手時代の経験を通じてわかったのではないかと思います。

女性選手を鍛えるために男性選手を相手に練習させ、男性にも負けないほど強くさせようという気持ちまではわかりますが、男性と同じようにさせようとしても出来ない一線がやはりあることを知る必要があるでしょう。

そしてその前に知っておくべきことは、厳しさの中にも愛がなくては駄目だということです。

今回こういった暴力行為が明るみに出たのは紛れもなく、「誰よりも強くなりたい!」という気持ちを強くもち、厳しい練習に耐える精神力を持っている日本柔道界をリードする選手からの声から出てきました。

このことは深く考える必要があります。

そこにはコーチ、監督から受ける指導が自分たちを強くしようと一生懸命育なことをよくわかりながらも、ついにはそれをハイハイと受けとれることができなくなったからです。

その原因はずばり、「自分を物のように扱かった」と感じたからでしょう。

やはり人は自分の人間性をけなされることに耐えられなかったのだと思います。

これは自分が生きている意味まで考えさせられてしまいますからね。

そういえば、小学生の時に親から言われたことがあります。

「どんなに人を責めてもその人がどうしてもできない事は言ってはいけないよ!」と。

責めるなら、相手が出来ることなのにサボった時や、間違いなく卑怯なことをした時、悪いことをした時にしろといわれた事を思い出します。

このページの先頭へ