ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

なぜ、高級料理店へ行くのか?

2014.11.21

昔は「すき焼き」といえば高級料理。

「ステーキ」というと「そんなもの食べたことないよ」というほど、私が小学生のころはほとんど牛肉料理といったものがなかったように思います。

よく、母に頼まれ肉を買いにいきましたが、いつも豚肉でしたから肉屋さんに牛肉が置いてあったのかどうかすら記憶にありません。

今では日本の食生活はとても豊かになり、どこに行ってもおいしい料理を出す店ばかりです。

フランチャイズ店もたくさん出来、ラーメン店、立ち食いそば屋、天丼屋、パスタ屋、ハンバーグ屋、寿司屋などと実にいろいろなお店があります。

そして、これらの料理価格はとても安いからうれしいですね。

その価格にはびっくりしてしまいます。

そこで、思うことは「何故、一般店と特に高級店を比べると、これほどまでに差があるのか?」ということです。

たとえば天丼屋。

皆さんがよく知っているフランチャイズ店の「天丼てんや」は、てんぷらが6種類ほどに味噌汁がついてなんと700円ほどですよね。

でも、ホテルなどに入っている店でてんぷらを食べると、この内容であれば4000円はします。

この差、約6倍。

先日、池袋を歩いていたら立ち食いステーキ屋がありましたが、ここではあまり脂肪のついてない200gのステーキが1000円です。
ライスもスープもついてですよ。

ステーキハウスでこのセットを食べれば5000円はしますよね。

この差は5倍。

そばも立ち食いそばは380円ほどですが、一般店であれば950円ほどとこの差も2.5倍。

お寿司も回転寿司チェーン店で食べれば10貫ほどで1500円ほどですが、いわゆる高級寿司屋で食べれば9000円以上。

この差6倍。

このように考えてみると、私の場合、一般店の料理に対してこれほどまでの価格差、つまりおいしいと感じているかといえばそんなことはありません。

確かに油もので言えば、高級店で食べたときはたくさん食べても胃にもたれないなどといったことは時にはありますが、味についていえば2倍も差はないと思っています。

肉も、そばも、寿司も私の場合はみな同じ感じでしょうか。

栄養面についても、これらがお腹に入ってからどれほどまでに栄養化が異なるのかといった点においては、ほとんどフランチャイズ店の料理も一般店・高級レストランとほとんど変わらないのでないでしょうか?

そう考えるとこれらの料理の値段の差は、まさにその店の場所や雰囲気とサービスが料理の差額の60〜70%ほどを占めていることになりますね。

つまり、私の場合は雰囲気のいい店や奉仕サービースを求めてその店に行っていることになります。

サービスといっても食事であれば、店員もナイトクラブなどとは違ってさほど気を使うようなサービスも必要ありませんから、まさに店の雰囲気だけなのでしょうか。

つまり、私の場合でいえば、回数は多くないですが高級店に行くというのは食事をしにいくというよりも、むしろ癒しなのかも知れないと思った次第です。

しかしこうして書いていても、てんぷら屋さんについてはどうしてここまで差がつくのかがどうも私にはわかりません。

社長にとって必要な意識

2014.11.14

学生から「起業するにはどうすればよいか」といった質問を受けるときがあります。

いろいろと書籍が出ているのでそれを読まれるのがよいとは思いますが、きっとそれらを読んだ上で聞いてくるのでしょう。

ですからそこに書かれているようなことを彼らにいいません。

普段思っている事を述べるだけです。

まずは代表というものは外から見るほど派手やかなものでなく、非常に地味であり孤独なものであることを認識することと言っています。

さらにいろいろな能力を必要としますが、まだ会社が小さい規模であれば特に言えることが、自分の決定事項がうまくいかなかった場合にも、常に会社の安定維持を行えるような力をもっていなければならないといった事業バランス感覚であろうと思っています。

そして次に「仕事のスピード」と「情報通信技術力」でしょうかね。

特に情報通信技術力を高めることは人件費を含め無駄な費用を削減できますし、仕事の効率化や働く場所の自由度もアップ出来ます。

これを高めることにより、どこにいても仕事が出来るようにすれば、仕事のグローバル化もはかれます。

さらに、この物価の高い国に会社を持っておく必要性や住んでいる必要性もなくなります。

そうなれば社員もハッピーでしょうし、「自分の生き方を変えることも出来るのだ!」といった事も出来るでしょう。

そして、「経営戦略の思考」だと思います。

人口の減少が進む中で日本だけの市場を見ていただけでは、今後はよくないと考えます。

やはりグローバル化を進めなくてはいけません。

企業のグローバル化についてもまた多くの本が出ているので、いくつか読んでいることと思います。

多くの場合、まずは日本人の苦手な外国語について述べ、語学力と外国人と論理的に話し合える論理的思考技術力を備えることを述べていますね。

確かにこれはとても大切なことで、私も語学力を鍛えることには異議はありません。

しかし、それと共にしっかりと鍛えなくておくべきことは「語感力」です。

これをよく理解し言葉を選択しながら使いきれる実力こそが、特に上の者に立つ者にとっては大切だと感じています。

ですから発音などは底々でよいと思っています。

そんなことより大きな声で聞こえるように、自信を持って話すことの方がもっと大切でしょう。

たとえば、とっても簡単な例に「お願いごと」があります。

初めて英語を習った時、「Pleaseをつけること」と学校で教わり、日本語にこれを訳すと「どうぞ●●してください」といった意味でした。

Pleaseをつけないと「●●しろ」との命令形になると習いました。

確かにこの説明は正しいです。

でも、どちらの言い方も、相手の意見を無視して強制している言い方です。

つまりPleaseをつけても相手に、気持ちよく受け取ってもらえないということです。

このように、単語の意味や話し方、文書の作り方次第で、いくら意味が相手に通じたとしても間違ったニュアンスで伝わってしまっては、うまくいくこともうまくいかなくなってしまいます。

他にも、その国の人の考え方や文化、宗教や社会の変化、事業環境などについて自分の経験値から無理なく理解できるようでなければいけません。

ですから、グローバル化を進めるべきと考えるのであれば、できるだけではなく絶対に海外に住むことが必須と思っています。

こういった面からも、日本に代表がいないと困るといった会社運営では困りますので、社員一人一人が経営者精神をもって、働く環境と意識を社内に作っておくべきであり、前述したように情報通信技術もどんどん押し進めるべきだと常に考えていることが重要だと思うのです。

北朝鮮の日本人拉致問題

2014.11.07

今週、北朝鮮に日本人拉致被害者の調査がどのようになっているかを確認するため、政府は調査団を送りました。

拉致事件については、私が学生の頃からニュースで取り上げられていたと思いますから、もうかれこれ30年近く続いているのではないでしょうか?

しかし、この事件というのはすごくおかしな事件だと思っています。

まったく関係のない日本人を、本人の意思を確認することもなく強引に連れ去っていき、平気な顔をしているとは、どういう道徳概念を持つ国なのかと強く思います。

本来であれば国家問題としてとりあげる内容ではないかと思います。

どこの国でも「人のものを黙ってとることは悪いことである」ということは子供の時代から教えられています。

また、どの時代においてもこの教えは変わってきていません。

社会の中で生きるには当然守るべきルールなのですから。

それにも関わらず、平気な顔でこの問題に対しわが国に反論を言ってくる国をどのように我々は理解すればよいのでしょうか?

本当に個人の幸せなどこれっぽっちも思っていない国「独裁国家」とはこういうものなのでしょう。

今回の日本側の調査においても、どういった返答がのべられるのでしょうか?

本当に調査団の方々の責任とご苦労には頭がさがります。

とてもストレスのかかる交渉でしょうが、「がんばってください」としか私としては言いようがないですね。

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