ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

家計簿

2015.04.24

皆さんは家計簿といったものをつけていますか?

自分の貯金の残高は知っていても、一ヶ月間、あるいは一年間で自分のお金の使い方はどのようになっているのかすぐ答えられる人は少ないのではないでしょうか? 

ただし、子供のいるご家庭であれば授業料や、塾の費用などかなりかかる時代ですから、しっかりと家計簿をつけて把握しているかもしれませんね。

しかしながら、実は私は家庭簿などはつけていません。

今月使う予定のお金を四つの封筒に分け、毎週月曜日に一つずつ財布に入れるといった超大雑把なやり方です。

でも、小学校4年生の時には一生懸命に小遣い帳をつけていたことを思い出します。

その目的はアメリカにどうしても行ってみたかったからです。

当時の小遣いは月300円。

テレビで見たアメリカにあこがれ、どうしても生活してみたくて、お金をためて行こうと頑張っていました。

今となっては当時「一体何歳になったら行けるのか?」と予想していたのかは覚えていませんが、お金を貯めなければ夢は始まらないことはわかっていたので、お菓子もほとんど買わずに、貯金箱にお金を入れながら夢をみていましたね。

いい思い出です。

そういった家計簿ですが、アメリカではクイックケン(Quicken.com)のプラットホームが大人気ですが、先日「日本にも同じようなサイトがあるのかな?」と調べていましたらいいのがありました。

名前はマネーフォワード(Money Forward.com)です。

はじめは現金の入出金を勘定別にできる程度かと思っていましたら、このサイトでは銀行口座の状況もわかるのです。

つまり、銀行のインターフェースと連結できるようなっているのです。

これにはビックリしましたね。

銀行は税金や証券会社としかインターフェースがないと思っていましたが、いまや家計簿のソフトからも銀行預金を見にいけるのです。

是非、皆さんも利用はフリーですから、サイトをのぞいてみてください。

きっと、自分のお金の管理に役立つ事と思います。(システムの安全性は高いとの事です)

シワ予防

2015.04.17

最近、以前に比べてシワの予防やシワを見えなくするような化粧品の宣伝をあまり見なくなったような気がします。

数年前までは世界の有名ブランドが、シワ対策のコスメに力を入れていたように思いますが、今は免税店に行ってもそういった商品を大きくアピールはしていません。

何故でしょうか?

私が思うには、端的に言って「やはり化粧品でシワ対策は無理」といった事なのではないかと思います。

シワが起きる原因としては皮膚のハリの衰えもあるでしょうが、それよりも大きな要因はなんといっても「筋肉の衰えです」。

顔には30以上の筋肉があると言われていますが、歳とともに若い頃のようにたくさん笑ったり話したりといった機会が少なくなります。

そのため表情筋が衰え、頬が垂れさがりほうれい線が出来てしまいます。

これを化粧品で治すことはどう考えても無理です。

強いてコスメでの効果力をお勧めするならば、シワができる前から肌ケアをしていくのが良いのではないでしょうか。

それには「シワ対策専用の化粧品を使う必要があるのか?」と問われると、私は「その必要はあえてない」と思っています。

普通の保湿クリームで十分だと思っています。

クリームを手に付けて、筋肉を動かすようにしっかりマッサージすれば血行もよくなります。

さらにクリームも肌になじみますから、肌の保湿はこれでOKというわけです。

つまり、私が言いたいのはシワ対策には化粧品の内容が大事なのではなくて、むしろ顔面マッサージするといった行為が大事だということです。

こういった基本に戻った考え方は、一時大流行りした磁気フェイスローラーにも当てはまります。

一時は数万円するものを女性の方々は買っておられました。

しかし、この商品においても何の作用が肌をきれいにしてくれるのかを考えてみましょう。

この磁気力で顔の血行を良くすることは確かですが、肌がきれいになる原因は、多分フェイスローラーで肌をしっかりとマッサージすることにより、顔の組織の新陳代謝がはかられているためでしょう。

これにより顔のむくみもなくなり、血行も良くなるために肌の細胞は健康になり、肌がきれいに明るくなるのだと思います。

そして、「マッサージをするなら磁気力を利用してみては・・・」ということで、この磁気ローラーが作られたのではないでしょうか。

ですから、「百円ショップで売っているプラスチックのフェイスローラーでも、高級フェイスローラーと比べて見違えるほど美しさに差が出てくるか?」と問われれば、そんなことはないと思います。

また、ダイエットにおいても同様です。

昨年は酵素スムージーダイエットが流行りましたが、この酵素スムージーで痩せるのではなくて、実はそれを飲むことで普段の食事を食べてはならないといった「断食」をやるからこそ痩せるのです。

この断食を守らなければ痩せはしないというわけです。

しかし、ダイエットをする際に何も食べないといった事では体を悪くしてしまいますので、健康なダイエットというためにも「少しでも栄養を取らなければ」といった意味で酵素スムージーが出たわけで、酵素スムージーだけでダイエットができるというのは大きな間違えであることを知っておいてください。

このように、何かを行う場合には、「その重要ポイントは何であるのか?」を考えてみると、意外に世の中の商売のやり方で真実には皆さんの目を向けさせないようにし、売りたい商品に皆さんを引き付けようとしている事が非常にたくさんある事がわかってきますよ。

タイは本当に平等社会なのか?

2015.04.10

今週一週間はタイでした。

バンコクについたのは深夜1時半。

タクシーで空港を出ていつもの道で部屋に向かったのですが、ホテルの近くで100台以上のオートバイが道路を占領し、スピード競争をしていました。

ただし日本の暴走族のような、いかついオートバイではなく、ごく普通のおとなしいオートバイばかりです。(新聞配達屋さんが乗っているような100CCほどのカブです)。

集まっている若者たちも普通の普段着。

彼らにとっては競争できるような場所がないので、こうした夜中にあまり車が通らない場所を使って競技をしているのでしょうが、周りの住宅は大迷惑です。

このため私のタクシーはその車線を走行することができず、しぶしぶ道を引き返し別のルートを選びました。

さて、この道路封鎖行為を見て思いましたね。

スピード競争をやっていた場所は静かな住宅街です。

こんな深夜に暴走行為を行われては、周りの住宅はけたたましい騒音で眠ることができませんが、そこには警官は出動してきていませんでした。

何故でしょうか?

私は直感的に次のように思いましたね。

きっとメンバーの中に金持ちか有力者の息子がいるのだろうと・・・。

私はタイがとても好きですが、ただタイ人に対して残念に思うことは、タイ人の方はあまり欲を持たないように感じます。

欲というか野望と言ってもいいかもしれません。

つまり、タイでは法律で国民には皆平等な権利を与えられているものの、実社会においてはどうも違うようで、ベンチャー企業でも起こして「夢をかなえるぞ!大金持ちになるぞ!」といった熱血感を持った人があまりいないように感じています。

これはなぜなのでしょうか?

例えば、タイでは相続税がありません。

ですから、資産家の家はずーっと金持ちです。

親が金持ちであれば子供たちは能力がなくても金持ちで居続けるわけです。

代々金持ちでいられるわけです。

「そういった金持ちをタイ人はどう見ているのか?」と言うと、どうも彼らは自分たちと違った「特別な存在、別の世界の人」と思っているようです。

だから、自分達の生活と比べるようなことは意味のない事なので、しないわけです。

つまり、金持ちは自分達と違った振る舞いをしても、許される特別な存在として考えているように私は感じています。

そして、金持ちや権力者・高学歴を持った者たちも自分達は一般の者とは違うのだから特別の待遇を受けて当然だと考えているようです。

また、このことは選挙時においても同じことを感じさえます。

「無学の者たちが、我々と同じ一票を持つのはおかしい」といった考えを持っています。

無学の者たちは金で自分らの票を売ってしまうのだから、彼らの票は国を良くしようといった声を反映したものではないという主張です。

「そんなことをする無学の者に選挙権を与える必要は全くないではないか、彼らの1500万票は国政を考えた票ではないのだから」といった考えが知識人や経済人にはあるように感じます。

「もし、彼らが1票の権利を持つなら、自分達に3票の権利を持たせろ」といった気持があるのではないでしょうか?

少なくとも「バンコクと地方の人」、あるいは「華僑とタイ・ラオ系民族の違い』は階級の違いであり、このことはタイ人の共通認識のようです。

こういった事から一見、社会は平等そうなタイですが、実際はインドと同じようにしっかりとした階層社会がそこにはあるように私には思えます。

このページの先頭へ